BLOGしょう先生のブログ

マウスピース矯正の使用時間について

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。今日はマウスピース矯正における、とても重要なポイントについて綴りたいと思います。

マウスピース矯正に関する簡単な説明は、前回の記事を見てくださいね。

【関連記事】目立たない矯正装置について(2)

使用時間を守ることができるかどうか

マウスピースを用いた矯正治療においてとても重要なポイントは、装置の使用時間です。1日22時間の使用を推奨しており、最低でも1日20時間は使用していただくよう指導しています。1日22時間ということはすなわち、2時間まで外して良いということになります。

1日3食の時間を30分、歯磨きの時間と間食の時間で30分ぐらいと考えると良いでしょう。

針金を使った矯正では、24時間装置が外せないので、どんな時でも歯には矯正の力が加わっています。しかしマウスピース矯正では、装置を外している間は歯を移動する力が加わりません。そのため、できるだけ長い時間装置を装着する必要があります。

装置を外している間、治療が止まるだけではありません

患者様は「マウスピースの装置をちゃんと着けていなかったから、治療が進まない」と思われている方が多いです。しかし、これは少し間違っています。

矯正治療中に装置を付けていなければ、歯は元の位置に戻っていきますので、正しくは、「マウスピースをちゃんと着けていなかったら、治療は進まないどころか、元に戻っていく」のです。

私の患者様ではありませんが、1週間マウスピースをはめていなかったがために、半年間かけてコツコツ動かしていた歯が、すっかり元の状態に戻ってしまったという話を聞きました。そんなことになったら、半年間の頑張りがパーになります。目も当てられません。

ご自身の強い意志が必要です

マウスピースを外すのは、ご飯の時と、歯磨きの時だけ。矯正治療前にちゃんとご説明しているのですが、それでもだんだんと使わなくなる患者様がいらっしゃいます。まずは矯正治療を始められる前に、ご自分が頑張って使えるかどうかを考えてみてください。

しっかりと使ってくださる方は、ちゃんと良い結果が得られますので、頑張って進めていきましょう!!

 

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