BLOGしょう先生のブログ

コロナウイルスとインフルエンザ

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

インフルエンザは1/3に

私がいつも録画して見ているテレビがあります。日曜の朝にやっている「ゲンキの時間」という健康番組です。

そこで、こんなデータが出ていました。

(テレビ番組:ゲンキの時間より引用)

国立感染症研究所の発表によると、今年のインフルエンザの発症は、昨年の1/3になったそうです。

確かに、私の周りでも、インフルエンザになった、という人を聞きません。

やはり、基本的ではありますが、手洗い、うがい、マスクなどの予防が大切なんだなと思いました。

人は自分が体験したことでしか学べない

今回このデータを見て、私は手洗いの重要性を再認識したわけですが、昔々、小学校の頃から、手洗い、うがいしなさいよって何度も何度も言われていました。

そして、医療従事者になってからは、さらに手洗いに対して厳しく言われました。

ただ、心のどこかで、その大切さが身に染みていないといいますか、してもしなくても、かかる人はかかる、かからない人はかからないのではないかと思う自分もいました。

ですが、こうやって生活して、世界中でコロナウイルスが猛威をふるうだけでなく、日本人が予防に気をつけて、手洗いうがいをしっかりした結果、日本でのインフルエンザが1/3になっていることを実感すると、やはり、手洗いうがいってすごく大切だなと心の底から思いました。

(もちろん、データを疑って見ることも大切です。インフルエンザにかかった人が、コロナウイルス陽性の発覚を恐れて病院に行かなくなっている可能性なども検討すべきとは思います。)

未知のことに対して評論するよりも、今の教訓を活かす

私は、今回のコロナウイルスの件で、たくさんの評論家や著名人がさまざまな立場で意見を表明する姿を、テレビやSNSで目にしました。

彼らはそれが仕事ですから、自由にしていただいたら良いと思います。

ただ、一般人は、未知のコロナウイルスに対して「大丈夫だ」とか「危ない」とか、「気にしすぎ」「まずは自分たちが盛り上げて行こう」「家から出るな」などと好き勝手に発信するべきではないように感じます。

専門家でも分からないことを、一般人が分かるのはおかしい話ですよね。主観でいたずらに危機感を煽るのも違うと思うし、楽観視しすぎるのも、間違っているのではないでしょうか。

私たちに今できることは、今回の教訓を活かすことではないかと思います。つまり、手洗いうがいなどの重要性を感じた人は、それを継続してやっていくことが大切ではないのかなと思いました。

阪神大震災で学んだこと

少し、いやずいぶん昔の話になりますが、私は幼少期に阪神淡路大震災で被災しました。その時、本当に水道や電気のありがたみを痛感しました。以来、不要な電気はこまめに消すようになりました。

これも、今回のコロナウイルスの件と同じく、経験して学んだことだと思います。

以降、いろいろな職場で電気はちゃんと消しましょうね、と言いますが、結局消さない人は消さないんです。

一時期はそんな世界に対して憤りを感じたこともありました。

ただ、冷静に考え直してみると、私も震災を経験するまではそこまでこまめに電気を消していなかった気もするんですよね。

結局、人は体験して学ぶのだと思いました。

だから、電気を消さない人はきっと、過去に電気のありがたみを感じたことがないんだと思います。

それは、その人の価値観であって、私がその人を責められることではないと、今は思っています。

それぞれが価値観を持って動き、人を批判しないこと

コロナウイルスの件も、さまざまな情報が飛び交っており、何が正しいのかは、きっとしばらく経ってから明らかになるのだと思います。

そして、オリンピックにしても、どちらの決断をしても、糾弾する人、批判する人がたくさん出てくるのだと思います。

住民の移動制限も同じです。

たくさんの会社が倒産した後に、経済を止めたからこんなことになったと言う人が出てくるかもしれません。

反対に経済を中心に考えて人々の移動を止めなかった結果、日本で大流行して、感染者が万単位で出てきたら、経済を止めなかったからこんなことになったと言う人が出てくるかもしれません。

どちらにしても、やってみないと分からないことなのですが、批判をする人って、そうなることが分かっていたかのように批判しますよね…

それは、私はしないように気をつけようと思っています。

見えないストレスがかかり、みなさんがどうしても心が狭くなってしまう時期だと思います。

どうかお互いの価値観を許し、認め合い、人を批判せず、みんなで共存していけたら、私は嬉しいです。

Share

SEARCH

CATEGORY

ARCHIVE