BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。とうとう緊急事態宣言が出ましたね。ただ、出ただけというのか…なにも変わらないような、でも、変わらないことが幸せなことなのか…そして、パニックにならないようにうまくしてくださったから、何も変わらないと感じるだけで、日々の生活は大きく変わっていますよね…なんだかもう、自分で書いていてよく分からないですね。
在宅時間が長くなった親御さんにぜひしてほしいこと
コロナウイルスのことは怖いですし、大変ですが、少しでもポジティブに考えて、「今だからこそできること」って何かなと考えました。
そして、私が歯科に従事していて常日頃思っていたことが、1つあったことを思い出しました。
それは、「親子で一緒に歯を磨く」ということです。
子どもはあまり親の歯磨きを知らない
みなさんは自分が子どもの時、お父さんやお母さんが歯磨きをしている姿を見たことがありますか?意外と濃い記憶はないのではないでしょうか。
一般的に、子どもの方が早く寝ますから、親御さんは子どもたちが寝てから歯を磨くんですね。だから、「歯を磨きなさいよ~」と言うだけで、親は歯を磨かないんです。
そんな状態だと、小さなお子さんからすると、歯磨きは全然楽しくないことなんじゃないかなって思います。
子どもは親がしていることに興味を持つ
年齢にもよりますが、一般的に子どもはお父さん、お母さんのことが大好きで、マネをしたがります。
「パパはテレビみてるのに、ぼくだけはみがき…」
「ママだってスマホみてるのに、どうしてわたしははみがきなの?」
そう思っちゃうと、歯磨きはとっても嫌なことになってしまいます。だから、チャカチャカっと磨いて、すぐ終わって戻ってきちゃいます。
在宅時間が多い今だからこそ、ぜひ一度、テレビを消して、みんなで歯磨きをしていただきたいのです。そうすれば、もしかしたらお子さんも楽しく歯磨きをしてくれるかもしれません。
子どものころの気持ちを思い出して
皆さんが子どもの時、宿題をしようとしていた時のことを思い出してほしいんです。
せっかく頑張ろうと思ってるのに、親は玄関先で他のご家庭のおかあさんとぺちゃくちゃしゃべっていて、いつまでも帰らなかったり、固定電話で大きな声で楽しそうに話していたり…
「ああ!集中できない!!」そんな記憶はありませんでしょうか。
おそらく、今親となったみなさんからすれば、ほんの少しのママ友との楽しい時間で、そんな短時間にイライラされても…ってところだと思います。でも、子どもと大人の時間の感じ方とか感性って、違うものなんですよね。
皆様が親の立場になって。
お子さんがせっかく歯磨きやろうとしてるのに、親はスマホで動画あさり。
そして気になって戻ってきたお子さんをチラっと見て、「え?まだ全然磨けてへんやん!」とか言ってませんか?
せっかく訪れたつかの間の自由時間ってこと、私は分かります。
でも、子どもには、それが分からないんですね…。
ぜひこの時間を活用して、お子さんと一緒に歯磨きをしてみませんか。
新しい発見があるかもしれませんよ。
次回は一緒に磨くときに気を付けることを綴りたいと思います。
おうちで歯科講座、最後までご受講ありがとうございました!また明日お会いしましょう。