BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、私が友人からの言葉で、人生が変わった話をしようと思います。
目次
ヨガインストラクターの福添真知子さん
TOPの画像を見て、この美人さんは誰だ?!と気になって来られた方も多いかもしれません。
私が30歳ぐらいの頃に出会った友人、福添真知子さんです。
ヨガインストラクター向けコンサルタントをされています。
私はまっちと呼んでいます。
まっちは私のことをしょうちゃん、と呼びます。
なぜかは分かりません。
そんなまっちは、人の背中を優しく押してくれるプロです。
私の人生における考え方を、大きく変えてくれた人です。
どんな風に変えてくれたか、というと。
ある一言で、私の人生をキラキラに変えてくれた人なんです。
今日はその、たった1言の言葉で、どれだけ救われたかを綴りたいと思います。
当時、6畳の1Kに住んでいました
私が30歳の頃、どんな生活をしていたか?と言いますと。
すでに歯科医師になっていました。
そして、京都で働いていました。
はじめての1人ぐらしを始めたのが27歳の頃。
家賃6万円の、1Kに住んでいました。
居間とキッチンだけの、簡素なお家です。
我慢することが、当たり前だと思っていた
私は時々ブログでも書いていますが、20代は生活が苦しい時代でした。
大学の学費と、年に数回のテニス合宿代を捻出するために、奨学金をもらいつつ、アルバイトに奔走する感じでした。
飲み会とかもできる限りは参加していましたが、他の友達よりは、かなりケチだったと思います…
事情を知っている高校時代の友人は、飲み会時にごちそうしてくれたりして、今も頭が上がりません。
正直なところ、精神的にも、あまり良くなかったと思います。
今思えば、の話です。
みんながキラキラした20代…彼氏・彼女ができた、とか、海外旅行行った、とか、そんな楽しい話をしているのを横目に、地味な大学生活を送っていました。
クリスマスは必ず、テニスコーチの代打(交代)を頼まれていました。
私は予定が空いているって、みんな知ってたんですね…笑
そんな感じで、一番青春を満喫するであろう楽しい20代を、心から楽しめない人生を過ごした結果、自分の考え方もかなり卑屈になっていました。
これも、今思えば、の話です。
節約が美徳、とか、無駄を省くのが大切、とか、本当に全てのものを切り詰める生活をしていました。
まっちと出会い、いろいろな話を聞くまでは、そんな自分のことを、全然分かっていませんでした。
別に自分はおかしくないし、普通だと思ってました。
住みたい家を見つけた
1人暮らしも3年が経ったころ、私の住んでいた家の近くに、新築の賃貸マンションが建築され始めました。
京都はわりと背の低い建物がひしめきあっているので、なかなか新築マンションってお目にかかれないんですね。
何気なくその広告を見ていたんですが…
・最上階(4階ですけど)の角部屋が1LDK
・東西と南は隣接住居なし
・見晴らし良好
・自動湯沸かし器つきの広いお風呂
・今の家より駅が近い
・ごみ捨ては24時間自由
なんて素敵な条件なんでしょう!!
すごく住みたいって思いました。
家賃は3万円アップ
でも、家賃が9万円だったんです。
今住んでいる家の家賃が6万円だから…
うーん…これは、ダメだなって思いました。
毎月3万円高くなったら、年間で36万円の差です。
そんなこと、絶対許されないと思いました。
私は諦めました。
まっちとのお話
そんな時に、まっちと話をしました。
私は携帯で…いや、もしかしたらあの時はまだスマホなんて発展していなかったから、紙媒体だったかもしれません。
その家の間取りを見せて、この家ほしいなあ…でも高いなあ…なんて話をしていたんです。
明らかにほしいことを前面に押し出しながら(笑)
そんな時、まっちがふと、私にこう問いかけたのです。
「しょうちゃんはさ、どっちの家に住んだ方が、キラキラするの?」
どちらが輝けるか?
「えっ?」
思わず、絶句しました。
どちらの家に住んだ方がキラキラするか?
なんて、考えたことがありませんでした。
…いや。
違いますね。
ずっと、キラキラした姿はイメージしていたはずです。
新しくて、広い家で、楽しそうに生活している自分なんて、すぐに想像できますから。
むしろ、想像して楽しい毎日で、ワクワクしているから、こうやって引っ越したいなって思っているわけです。
だけどあえて、キラキラした自分の姿を、自分で考えないようにしていたことに、気づいたのです。
出費が多くなることはいけないことだと、心のどこかで思っていた自分がいたのです。
自分の生活のために、家族のためにと、ずっと10年近く自分のことを抑えつけてきた結果、無意識にお金に対する価値観や、自分の人生に対する考え方がおかしくなっていました。
自己犠牲が正しいことなんだと、歪んだ考えになってしまっていたのです。
自分がキラキラするなんて、おかしい、ぐらいまで思っていました。もちろん無意識に。
キラキラした自分を想像する
でも、まっちの魔法の言葉を聞いてから、自分の道がぱあっと開けたような気がしました。
「キラキラするのは、引っ越した方に決まってるやん!」
私は、その後しばらく、本当に生活が成り立つかを熟考した上で、引っ越すことにしました。
引っ越してから…本当に、毎日が楽しくなりました。
キッチンもきれいだし、お風呂も自動湯沸かし機能が付いているし…
収納スペースが増えたことで、自分の生活空間にゆとりができました。
窓が多かったので外の空気も存分に入ってきたし、空が良く見えたので気分も明るくなりました。
運気も急上昇!って感じでした。
おそらく、心にゆとりができたのだと思います。
そして、自分の人生を、自分で選び、生きている。
そんな実感が持てたのだと思います。
自分がキラキラする方へ、舵を切る
私の人生の船頭は、私しかいません。
その人生の航路を、キラキラした素敵なものにするか、暗く悲しいものにするかは、船頭である自分次第です。
キラキラする方へ舵を切るには、ほんのちょっと、勇気がいるかもしれません。
何より人は「変わらないこと」に安心する生き物だと聞いたことがあります。
キラキラする方向へ舵を切ると、変化が生まれます。
その変化を嫌ったり、不安に思うかもしれません。
でも、だからと言ってそのままの道を進んでしまうと、キラキラした道へは進めません。
惰性で進んだ道に、あなたの輝く場所はないのです。
もしかしたら、まっちはそこまで私の人生を変えた一言を言ったつもりはないかもしれません。
でも、私はあの時のまっちの言葉を忘れたことはありません。
今も、迷ったら自分に問いかけるようにしています。
『どっちの道に進んだ方が、自分がキラキラすると思う?』