BLOGしょう先生のブログ
こんにちは!今日もお越しくださり、ありがとうございます。
受験と矯正治療の兼ね合い
矯正治療を考えるうえで親御さんの悩みの種となるのが「受験との兼ね合い」です。
「中学受験があるので、今年の夏までには終わってください」などといわれることがあるのですが、実際のところ受験に影響するのでしょうか?
私は、基本的には「受験中でも許容できるものである」と考えています。
矯正治療が原因で受験に影響が出たと言われたことは今のところありません。
ただ、「全く問題ない」とは言えません。
マスク問題に近いかも?
例えるなら、マスクに近いものがあるかな?と思います。
コロナがはやってから、マスク生活が始まりましたよね。
ほとんどの方が「めんどうだな」とか「しんどいな」とか「暑いな」「気持ち悪いな」などと思いながら生活されていたかと存じます。
でも、暮らせなくはない。
マスクが勉強に影響しているかと言われると、確かに小さなストレスにはなっているかもしれません。
しかしながら、マスクが原因で勉強ができないと言うのなら、他にもいろんな要因があって勉強できない日がありますよね。
気圧の変化、湿度の変化、外の騒音がうるさい…などなど、それぞれ嫌な要素はあるけれど、心の持ちようによってなんとか対応できるレベルです。
対応できなくても、なんとか対応しなければならない問題です。
矯正治療が受験に及ぼす影響も、マスクに近いものかなと思います。
私も、受験直前に矯正治療を始めることはお勧めしません。
でも、以前から治療中の矯正であれば、大きな影響はないでしょう。
前もって歯科医師に伝えておこう
皆様にお気を付けいただくこととしては、「受験があることを前もって伝えておくこと」です。
受験直前の矯正診療では、受験に影響が出ないように痛みが強く出る恐れのある処置はしないように気を付けたり、新しい装置を着けないようにします。
受験を考えておられる方は、その旨を歯科医師やスタッフに伝えてみてくださいね!
今日もお読みくださり、ありがとうございました!!