BLOGしょう先生のブログ

患者さんが韓国で歯について指摘されたお話


当院で矯正中の女性の患者様Aさんから、興味深い話を聞きました。

Aさんはお仕事で何年も韓国に行かれている方です。

今年も韓国に行かれたそうなのですが、

そこで取引先の方にこう言われたそうです。

「あなた、八重歯がなくなってる!」

コロナの発生以降、Aさんは韓国でずっとマスクを着けたまま仕事をしていました。

そのため、取引先の方はAさんの口を数年間見ておらず、

矯正治療による歯並びの変化にとても驚かれたそうです。

Aさんも、まさか取引先の方が歯のことを見ているとは思わなかったので、

びっくりしたとおっしゃっていました。

私が興味深いと思ったのは、取引先の方が「コロナ前の歯並び」を覚えていたこと。

取引先の方は4年以上前の顔を覚えていたことになります。

八重歯が強烈な印象を残していたんでしょうね。

 

Aさんは取引先の方に「あなたは八重歯のイメージ」と言われたそうです。

欧米では八重歯があると「ドラキュラ」「魔女」などと言われ、忌み嫌われるようです。

 

韓国では忌み嫌われるまでのレベルではないかもしれませんが、

女優や歌手に歯並びの悪い人はおらず、

八重歯がかわいいという認識はないんだそうです。

 

国によって違う八重歯に対する感じ方ですが、

私が調べた限り、八重歯を可愛いと捉える可能性があるのは日本だけのようです。

Aさんは八重歯をなくしたことで、韓国ではプラスに働いたご様子。

ぜひこれからも素敵な笑顔で、お仕事をバリバリ楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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