BLOGしょう先生のブログ

カウンセリングコーナー

おはようございます。いよいよプレオープンが近づいてきました。やるべきことが多すぎて、てんてこまいです。さて、今日は院内ツアー第2弾をお届けします。

患者様と一番初めに話す場所

カウンセリングコーナーは、患者様と私が一番最初に会話をする場所です。私ももちろん緊張しますし、患者様はもっと緊張していることと思います。そんな中で、少しでも緊張をほぐせるような空間づくりを意識しました。

曲線でつくられたテーブルは壁に面しており、患者様とは横並びで座るようにします。正面に座ると、対立するような、あるいは指導される生徒のような気持になり、委縮してしまうのではないかと考え、このような設計にしました。また机自体も木目の物で少し暖かい感じを出しました。

一番悩んだのは、椅子

椅子はどれにするか、とても悩みました。背もたれのあるような大きな椅子にすると、医院が狭く感じられてしまいます(実際に広い医院ではないんです)。

入口から入ってこられた患者様に、この空間を広い!と思っていただくためには、低い椅子、背もたれのない椅子が良いと考えました。

ただ、背もたれのない椅子はどうしても冷たい印象を与えてしまいます。大衆食堂や屋台で、順番待ちの椅子って、ちょっと冷たくないですか?無機質という表現が良いかもしれません。

私は、もう少し温かい感じを出したかったので、インターネット上でうろうろしていた時に、この椅子を見つけました。

ハリスツイードという布なんだそうです。女性スタッフは知っていたので、有名なのかもしれません。医院のイメージカラーである緑を少し織り交ぜた椅子を選んでみました。

椅子の足に靴下のように布がついていて、これも温かい感じがしていいなと思いました。床を傷つけない役割もしてくれますし、一石二鳥です。

みなさんが座った時に、決して最高の座り心地ではありませんが、ちょっとでも和んで、相談しやすい空間になればいいなと思っています。

ここだけの話、ちょっと失敗しちゃいました

お気に入りの椅子が到着し、椅子を机の前に並べてみて、「あれ?」と思いました。図面上では座れていた人数が、実際には座れないのです。図面上の椅子がぎゅうぎゅう詰めだったんですね。なので、実際に図面通り椅子を並べたら、隣の人との距離が近く、すごく圧迫感がありました。

やっぱりこういうところは、図面だけでは難しいので、パース画面(実際の風景を立体的に表現したもの)を作れば良かったなと思いました。図面上では人間が壁の方を向いて座っていたので、これでいけると思ったんです。でも実際は、人って相手の方を向いて座りますよね。ちょっと失敗しちゃいました。

みなさんが家族総出でご来院されると、ちょっと窮屈になるかもしれません。でもそこは、温かく見守っていただければ幸いです。

 

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