BLOGしょう先生のブログ

プールに学ぶ「自分の心の運び方」

最近は熱中症アラートが出ていると

プールが中止になるというニュースを読みました。

暑すぎてプール中止って

なんだか不思議な感じですよね。

私が子どもの頃は、プールの水が冷たくて

寒すぎるから嫌だな…と思っていました。

 

でも、同じ時間に楽しそうにキャッキャッと

騒いでいる友達もいたんですよね。

同じ授業を受けているはずなのに

片方は楽しそうで、片方は憂鬱。

その違いはなんなのでしょうか。

おそらく、好き・嫌いは

大きなウェイトを占めていると思います。

そもそも体育が好きな人、運動が好きな人

水泳が好きな人は無条件に楽しめるのでしょう。

 

一方で、体育が嫌いな人、運動が苦手な人

泳げない人にとっては、なかなかの苦行だったに

違いありません。

 

ただ、私自身は、泳げたんです。

幼少期に水泳教室にも通っていましたし

別に特別苦手ということでもなかった。

でも、体育のプールは嫌いでした。

 

好き、嫌いは誰にでもあるもので

それを変えよう!とするのは難しいと思うのですが

あれから数十年経った今考えると

思うことがあるんです。

それは「イヤイヤやっても、楽しくやっても

同じ時間を過ごさなければならないのなら

楽しめばよかったな」と。

 

例えば大学生のように「選択授業制」であれば

好きじゃないものを排除することができます。

でも、義務教育はみんなが学ばなければならない

必須項目がありますよね。

 

楽しくても楽しくなくても、同じ1時間。

それなら、自分なりに楽しさを見つけて

楽しく1時間を過ごした方が良かったな…と

今となっては思います。

矯正治療をしていると

患者様との会話でも同じような場面に

遭遇することがあります。

 

例えば、治療によって歯の痛みが出た時。

ある方は「歯が痛くて、ご飯も食べられないし

痩せちゃって…」と、今にも倒れそうなご様子で

お話をされます。

 

かと思えば

「先生めっちゃ歯が痛かったんやけど

おかげで体重減って、いい感じやわ!」

と楽しそうに言われる方もいらっしゃいます。

 

私のプールと同じです。

「イヤイヤやっても、楽しくやっても

同じ時間を過ごさなければならないのなら

楽しめばよかったな」

 

矯正が痛いということは、予め分かっていたこと。

もちろん、昨今の技術革新で、

昔と比べたら格段に痛みはましになっています。

でも、矯正を始められる皆様にとっては

今の矯正治療が初めての経験ですから

それを「痛い」と感じる人がいるのも事実です。

 

そんな時、痛いな、辛いなと思って毎日を過ごすのか

痛いなりにポジティブに過ごすか。

現実に起きている事象は同じ。

大切なのは、自分の心をどう運ぶのか。

ネガティブな方向へ持っていくと

どんどんしんどくなってしまいます。

 

ポジティブに、楽しい方向に、心を運んであげると

明るい未来が待っているような、そんな気がします。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!!

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