BLOGしょう先生のブログ

バチが当たるなんて嘘だ

「悪いことしてたら、バチが当たるよ」

小さいころ、よく言われていました。

(バチが当たる、とは「天罰がくだされる」という意味です。)

 

でも、小学生のころ、子ども心に思っていたんです。

「〇〇君は、悪いことばっかりしているのに

全然バチなんて当たってない。

この世の中、不平等なんじゃないかな。」

 

最近ふと、この不平等問題の解決に役立つ

気づきがありました。

私は、思ったんです。

「目に見える形で、罰が与えられているのではない」

ということ。

 

私は、悪いことばかりをしている人は

・雷に打たれる

・大切なものを失う

など、目に見える形で大ダメージを負うものだと

思っていたんです。

 

アンパンマンにアンパンチでぶっ飛ばされたり

水戸黄門のように印籠を見せられて

ひざまずくのが悪いことをした人の末路だと

イメージしていました。

 

幼稚園や小学生の頃の発想なので

それが普通なのかもしれません。

 

しかし、大人になった今でも

なんとなくその幼少期の思想が心の根底に残っていて

悪いことを繰り返しても

その過ちを勲章のように振りかざしていたりする人や

毎日楽しそうに過ごしている姿を見て

腑に落ちないことがありました。

でも、実際には、目に見える形のバチが当たることはまれで

多くの人は、「目に見えない何か」を失っているのではないか

そんなことを最近思います。

 

最も分かりやすく失うのが

「信頼」

 

信頼を失った人からは人が離れていきます。

人が離れていった人は孤独になったり

表面上の付き合いだけの人が残っていたり。

 

その変化はとてもゆっくりで

普段の生活では気づかないスピードです。

 

でも、ある時気づくのです。

 

自分が本当に助けてほしいときに

手を差し伸べてくれる人がいない。

毎日一緒に楽しく過ごしていた、仲間だと思っていた人たちが

困っているときに、サッといなくなってしまう。

 

それは、5年後かも、10年後かも、30年後かもしれない。

もしかしたら明日かもしれない。

だけど、確実にそういうときがやってくる。

 

バチが当たるって、そういうことなのかなって

思いました。

 

みなさんは、バチが当たるって

どういうことだと思いますか?

 

今日もお読みくださりありがとうございました!

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