BLOGしょう先生のブログ
突然ですが質問です。
もし、あなたの元に出版社の人が来て
「本を書いてほしい」と言われたら
あなたはどんな本を書きますか?
先日、友人とこんな話をしました。
歯についての本?矯正治療について熱く語る?
いろんなことを考えたのですが
どれもピンときません。
なぜなら、おそらくそういう本は
もうすでにたくさんあるからです。
その時ふと、あ、これかも…と浮かんできたものが
1つありました。
「世の中の人たちが
今よりほんの少し
相手のことを想えるようになる本」
「今よりほんの少し
先のことを考えられるようになる本」
こんな本が書けたら、めちゃくちゃ素敵だなと思ったんです。
人生っていろんな出来事がありますよね。
その中で、私がよく悩んでしまうことは
「相手のことを考えたら
そんなことしないんじゃないかな?」
と思うことを平気でしてしまう人が
たくさんいるような気がしてならないのです。
分かりやすいのは、浮気とか、不倫など
男女間の問題でしょうか。
先日は、YouTubeのショート動画で
飲み会が楽しくて、いつも終電までに帰れない女の子が
今日も終電を逃して帰ってきて
一緒に住んでいる優しい彼氏を怒らせてしまうという
しょうもない動画が上がってきました。
(それを最後まで見てしまった私も
何をしていたんだとちょっと恥ずかしいのですが…)
私は、彼女はどうして終電までに家に帰れないのかと
不思議で仕方がないのです。
1度や2度ならあると思うのですが
毎度の話となると、事情が変わってきます。
彼女は彼氏にこう弁明します。
「いつも帰ろうと思ってるんだよ!」
「でもできないの…。」
彼はあきれてこう言います。
「もういいよ、期待してないから。」
すると彼女はこういうのです。
「迎えに来てくれたらいいのに…。」
「何?怒ってるの?」
「悪いと思ってるけど、そういう態度嫌!」
ものすごくしょうもない例えだったかもしれませんが
分かりやすい場面かと思い、引用してみました。
この件のように、いろいろな場面で
「もうちょっと相手のことを考えられたら…」
と思うときがあるんですよね。
そこで、もう少し先まで考えてみると
こういった気持ちを抱くときって
ある共通点があることに気づきます。
それは
「目の前のことしか見えてない状態の人」
もう少し詳しく書くと
「今自分のいる世界にある情報が最優先になってしまう人」は
目の前にいない相手のことを考えられず
目の前にいない相手のことを
思い遣れないのではないかと思うんです。
家にいる彼氏と
目の前にある飲み会
この2つを、同時に考えられないのです。
先ほどの例で言うと
家で待ってくれている彼氏を
大切にしていないわけじゃない。
でも、目の前に広がる楽しい飲み会の情報があると
それを超えてまで彼氏が大切とは思えない。
だけど、家に帰ってくると
目の前には悲しそうな彼氏がいて
その彼氏が一番大切。
だから、誠心誠意謝っている。
でも、また飲み会に行くと
飲み会が一番大切になっている。
こういう人って
「今よりほんの少し
先のことを考えるのが苦手」
なんじゃないかなと思うんですよね。
「いやいや、考えられてないんじゃないよ!
ちゃんと彼氏のことも考えてる!」
と言う人がいるなら
それこそ、優先順位が
飲み会>彼氏だと
自分で証明しているようなものです。
小学生に
「将来役に立つから勉強しなさい」って言っても
全然勉強をしない子がいますよね。
それと似たものではないかと思うんです。
今が楽しいから、遊んじゃう。
その思考回路が残ったまま大人になった人が
「今より少し先のこと」を考えられなくて
そして、相手のことを想えない行動を取ってしまう。
そういうことが少しでも減っていけば
この世の中ってもっと平和に
幸せになるんじゃないかな…と思いました。
そんな本を…私が書けるとは思いませんが
なんとなく、世の中を良くする本にはなるんじゃないかと
思った今日この頃でした。
みなさんはどう思いますか。
そして、みなさんはどんな本を書いてみたいですか?
ぜひ、聞かせてくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!