BLOGしょう先生のブログ
先日、デンタルショーに行ってきました。
デンタルショーとは
歯科材料や歯科機器メーカーが新商品を展示している
ファッションショーのようなものです。
新しい歯ブラシとか、レントゲンの機械など
さまざまなものが展示されています。
私はその中で、歯科用の椅子を販売している会社の方から
商品の説明を受けました。
でも、聞いていてなんだかちょっと違和感があったんです。
その営業の女性は私にこう話すのです。
「ここにお客さんが座って話をすると、
すごく話しやすいんですよね。」
「この椅子はお客さんが180度回転できるんです。」
みなさんはこの違和感に気づきましたでしょうか。
私たち医療従事者は
来院される方のことを「お客様」とは言いません。
「患者様」と呼びます。
呼び名によって何が違うというわけではないのですが、
呼び慣れていない表現は
聞いていて違和感を覚えるのだなと思いました。
言葉は伝わればよいじゃないかという考え方もあります。
でも、私は「相手に不快感を与えない伝え方」が
大切なのではないかと思っています。
すごくお仕事のできる方(意識高い系のサラリーマン)が、
カタカナ英語を頻発して相手を困らせている
コントがありますよね。
「今日のアジェンダが…」
「それはプライオリティを考慮すると…」
なんて言われると
慣れていない人は困ってしまいます。
私も一般企業に勤めた経験がないので
よく分からず困ってしまうと思います。
相手の立場に合わせて、適切な言葉を選択し伝えていく。
それが大切だなと再認識したデンタルショーでした。
みなさんは言葉を話すとき
どんなことを考えて言葉を選んでいますか?
また教えてくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!