BLOGしょう先生のブログ

読書感想文「マイ・ワースト・ゲーム」国枝慎吾・稲垣康介著

先日当ブログでも少し紹介しました

国枝慎吾さんの本を読み終わりました。

 

テニスの試合として特殊な「天然芝」のコートで開催される

ウィンブルドンでの優勝経験がなかった国枝さんは

決勝戦のもう後がない状態まで追い込まれた局面で

大きな勝負に出ます。

 

どんな勝負に出たと思いますか?

国枝慎吾さんをご存知ない方は、前回の記事もご覧ください。

前回記事:テニス界のレジェンドから学ぶこと

 

もともと国枝さんは

テニスで用いる車椅子や道具にこだわりがなかったそうです。

 

ところが、車椅子の部品を作ってくださった方から

「最低限の調整は自分でできた方がいいよ」と言われてから

簡単な調整は自分でするようになります。

車椅子のタイヤ圧は1気圧単位で調節できるそうです。

 

テニスの試合として特殊な「天然芝」のコートで開催される

ウィンブルドンでの優勝経験がなかった国枝さん。

大会決勝戦のコートは、天然の芝が荒れており

サーブを打つ位置の地面がデコボコしていました。

 

どうしてもサーブが安定しなかった国枝さんは

追い込まれた局面で勝負に出ます。

 

サーブを打つときに車椅子のバランスが崩れるのを防ぐため

タイヤ圧を少しずつ抜いたのです。

 

空気を抜くと、それにより車椅子の動きは悪くなります。

でも、サーブを打った際に生じるわずかな滑りがなくなります。

 

その細かい調整に成功した国枝さんは

逆転優勝。

 

かっこいいなと思いました。

私もテニス中の器具にはこだわっておりまして…

と言いたいところなのですが

プレイヤーの中ではかなりこだわりが薄い方で

ちゃんとガットが張られているラケットがあれば良い

ぐらいの感覚です。

 

小学生の時に使っていたガットが安くてお手軽なので

今でも愛用しています。

友人のガットの1/5ぐらいの値段なのは

ここだけの話です。

 

もう少し国枝さんのように

感覚を研ぎ澄ましていく方がいいのかなと思いました。

 

みなさんは器具にこだわりはありますか?

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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