BLOGしょう先生のブログ

謙遜と否定と

幼稚園の頃から、子どもの正しいふるまいとして

「謙遜すること」が良いことだと思っていました。

「しょうくん、上手にできたね!」

「いやいや、全然そんなことないです。」

「テニス強いなぁ!」

「そんなそんな」

「勉強できて偉いわぁ」

「もっともっと賢い人はいっぱいいるので…。」

どうしてこういう言い方をしていたのか…

おそらく母がいつもそういう言い方をするから

真似ていたのだと思います。

 

ただ、いつ頃からかはもう思い出せませんが

ある時からそういう謙遜した話し方は

意識的にしなくなりました。

 

「全然そんなことないです」ではなく

「ほんとですか!ありがとうございます!」

「えー嬉しいです!」

などの言葉に変えました。

 

あからさまに過分な褒め言葉を言われている時もありますが

「そんなこと言ってくれるのは◯◯さんだけです!」

「(嬉しくて)今日はぐっすり眠れます!」などと

返すようにしています。

謙遜は良いことなのかもしれませんが

どうしても「否定の言葉」が混じってしまうんです。

謙遜をすると「いやいや」とか「全然」のように

相手が言ってくれた褒め言葉を

一度否定する表現が含まれてしまうんですね。

 

それが、気持ちの良いコミュニケーションを

紡ぎ出すかと考えると

少し難しいのではないかと私は思います。

 

もしかしたら謙遜しないことで

「あの子、ちょっと余分に褒めたら、すぐ調子に乗るわ。」

と思われるかもしれません。

 

でも、それはそれで気にしなくていいかなと思います。

少し大袈裟に褒めて、相手の機嫌を取る方って

元からちょっと相手のことをバカにしていますよね。

そういう話し方をする方とは、友達にならなくても良い。

私はそう思っています。

プラスの言葉で

お互いに気持ちの良いコミュニケーションを。

 

皆さんもぜひ、お試しください!

今日もお読みくださり、ありがとうございました!!

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