BLOGしょう先生のブログ

自分から声をかけてくれる人

「お元気ですか。」

先日、1年ぶりに前職場の後輩から連絡があり

一緒に食事をしてきました。

 

何かお願いがあるわけでもなく

困ったことがあるわけでもなく

ただ、会いたいと思って会いに来てくれました。

 

とてもありがたかったし、嬉しかったです。

私が生きてきて、切ないな…と思うことの1つに

友人関係・人間関係があります。

 

最初に切なかったのは友人関係。

毎日一緒に遊んでいたような友人が

彼氏・彼女ができると途端に離れていく。

 

誰しも大切な人ができたら

そういうものなのかもしれません。

 

最初は、私も友人が幸せなのを見て

嬉しい気持ちでしたが

ばっさり切ってしまわれた側の人間としては

だんだん切なくなりました。

 

特に切なさを感じるのが

その彼氏、彼女と別れたら

また私のところに連絡が来て

私と遊び始めることです。

 

「人間とはそういうものだ」と思うように

努力しましたが

結構失礼なことなんじゃないかと

子ども心に傷ついた記憶があります。

 

友人の中には

「俺、彼女が出来たから、彼女最優先にするから」と公言して

去っていく友人もいました。

 

なんか都合の良い遊び相手だったのかな…と

複雑な心境でした。

そしていつしか大人になり。

 

社会人も年数を重ねてくると

自分より若い人と接することも増えます。

 

職場では後輩の相談を聞いたり

教育担当者として後輩を育てたり。

悩んでいる時は一緒に食事に行って

相談事を聞いたり。

 

プライベートでも

年齢で区切られることはなくなり

幅広い年齢層とおつきあいをするようになりますよね。

 

職場でもプライベートでも

仲良くなった人たちがまた

大切な人が出来たり

何かをきっかけとして去っていく。

 

私が一生懸命教えていた後輩は

「先生が開業したらお手伝いにいきますね!」と

連絡してくれたきり

音沙汰もなくなってしまいました。

 

「僕、開業するので矯正治療お任せしてよいですか?」と

頼まれて、準備していたのに

そこからぱったり音信不通になった人もいます。

 

みんな自分の大切なものができると

離れてしまうものなのですね。

 

切ないな、と思います。

そういう後輩や旧友を見ていると

友人関係でも、恋人関係や夫婦関係でも

長く一緒にいると

それが当たり前になってしまって

大切にすべき対象から外れるタイプのかな…と思います。

 

ちょっとぐらい適当にあしらっても大丈夫だろう

これぐらい放っておいても大丈夫だろう

そんな感じでしょうか。

 

悪い意味で、慣れが生じてしまうのでしょうね。

新しい人間関係には刺激もあるし

何より本能的に楽しいのでしょう。

 

それはそれで良いのかもしれませんが

私自身は、そうならないように

今までの人を大切にしたいな…と思いました。

最初の話に戻って。

 

離れても、定期的に会いたいと言って

会いに来てくれる後輩は

大切にしたいと思いました。

 

ありがたいことです。

 

みなさんは身近な人

大切にできていますか?

 

ふと思い浮かぶ人がいたら

連絡してみると良いかもしれません。

 

いつも連絡待ちで受け身な人は

きっと大切にすべき人を

大切にできていないはずです。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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