マイナンバーカードの更新通知が来たので

区役所で更新手続きをしてきました。

この更新手続き、10分もあれば終わるのですが

なんだかとてつもなく大げさなシステムだったんです。

まず、1階の入り口に立っているAさんに

「マイナンバーカードの更新はどこですか？」と聞くと

2階に案内されます。

 

そして、2階で「更新受付」と書かれたブースへ行くと

Bさんに「まずはあちらへ」と2階の総合案内所へ行かされます。

 

そこで総合案内所へ行き、Cさんから紙を受け取り

住所や氏名を紙に書くのですが

マイナンバーカードに書いてあるものと全く同じ事項を

紙に転写するのです。

（これ、意味あるのかな？）

 

そして紙を書いて、総合案内所のCさんへ持っていくと

番号札を渡されます。

 

私が最初に間違って向かった「更新受付」のブースで

Bさんに紙とマイナンバーカードが回収されます。

（それなら最初からここで良かったのでは？）

 

そして、後ろの席にかけておまちください。とのこと。

 

まもなくすると別のブースのDさんに呼ばれ

Dさんの目の前で

以前登録したパスワード2種類を入力します。

 

入力が終わるとDさんは

「確認が取れました」とマイナンバーカードを返してくれます。

これで終わり。

 

ちなみにDさんと私の間には透明なパーテーションがあり

私は花粉症対策の眼鏡をかけ、マスクもしていましたが

私が写真と同一人物かを確認することもなく終わりでした。

 

…この作業、必要ですか？？

迷路のようにあちこちへ移動させられ

カードに書いてあることを紙に書き写し

登録したパスワードを入力したものを

機械ではなく人間が確認して

写真を確認することもなく終了。

 

これだけのために4名の人件費が割かれていました。

もちろん、1階の総合案内所は必要だと思うのですが

あとは全て機械化できるのではないかと…

 

私は最後のブースでDさんに対応していただきましたが

パスワードを確認するブースは複数あり

それぞれに1人ずつ人員が配置されているのです。

パスワードを確認するためだけに

DEFGHIJさんが待機しているわけです。

 

マイナンバーカードに書いてある内容と

全く同じ内容しかない紙を整理する場所も必要ですし

無駄だらけだと思いました。

 

どれだけの税金がここに投入されているのかと

不安になりました。

 

転出・転入手続きと同じで

カードの記載事項に何か変更があった場合だけ

役所に出向くシステムにはできないのでしょうか。

 

特に何も変更がない場合は

自宅からネットで更新するようなサービスでも

問題がないように思いました。

とはいえ、ご老人にはそのネットでの更新が

難しいのかもしれません。

 

私がパスワードを入れている最中

隣のブースのご老人は

大きな声でずっと役所の人に説教していました。

 

「どうしてそんな言い方しかできへんのや」

「は？聞こえませーん！」

「また入力できへんやないか！！」

「ええかげんにせいや！」

 

ご自身で作ったパスワードを忘れてしまい

更新ができないのだと思いますが

役所の人に八つ当たり。

 

確かに役所の人は対応に当たりはずれがあり

いらいらさせるような言い方をする役人さんも

いらっしゃいます。

ただ、それにしても

大声で怒鳴りすぎのおじいちゃんでした。

 

こういう方はネットで更新とかができないでしょうから

役所でのこのような人海戦術的なシステムが

必要なのかもしれません。

 

難しい問題だと思いました。

当院では、できるだけ無駄を省く努力をしています。

 

不要な書類を作りすぎないことで

スタッフの負担を減らしています。

書類を整理するのも、なかなかの重労働です。

 

そして、複雑なシステムを作らないようにして

患者様の混乱を防ぐよう努めています。

 

きれいな歯、長持ちする歯にとって

余分なものはそぎ落とし

必要なところには力を入れる。

 

メリハリをつけることで

みなさんの歯の健康を守っていけたらと思っています。

 

皆さんは何か、無駄だなって思ったことはありますか？

また教えてくださいね！

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました！