BLOGしょう先生のブログ

医院での小さな取り組み

昨日のブログで

「医院を良くするためにいろいろな取り組みをしている」

と書きました。その中の1つとしてスタッフに伝えた

小さな小さなお願いがあります。

 

それは「スライドドアを優しく閉めてほしい」ということ。

私はそれを伝えながら

とっても大切なことだと確信しているものの

なぜそれが大切なのか、言語化が難しく悩んでいました。

 

でもついさっき、気づいたんです。

医院の待合室と診察室の間には

スライドドアがあるのですが

ジャーっと勢い良く閉めてしまうスタッフがいます。

 

閉じ終わる直前にソフトクローズ機能が働いて

ドアが跳ね返ってくることはないのですが

それでも、ドアからは「ガシャン」と冷たい音がします。

 

私はそのガシャンという音から

心の余裕のなさが伝わってくるようで

あまり好きではありませんでした。

 

でも、これは感覚的なものです。

「好き」「嫌い」だけではスタッフに説明するときに

説得力に欠けると思いながら

ドアを丁寧に閉めてねとお願いをしました。

 

そして今日、ふと気づいたんです。

 

この「ドアを雑に閉める」という行動は

「物を大切にしていないことの表れ」なのではないかと

そう思ったのです。

私はスタッフには伝えていないのですが

「靴のかかとを踏んでいる」状態も好きではありません。

 

まあ、かかとを踏んでいる人が好き!という人は

いないと思いますが

靴を脱いだり履いたりするときに

全然ためらいなくかかとを踏む人っていますよね。

 

特に院内で履いている「上履き」は

柔らかい素材なので、かかとを踏んでしまっても

問題なく履けます。

 

でも、そのかかとを踏む行為は

靴の寿命を縮めます。

物を大切にしていませんよと言わんばかりの

潰れた靴を見ると、少しがっかりしてしまいます。

私はもともと物持ちが良い方で

あまり物を壊しません。

 

携帯電話もカバーなしでずっと持ち歩いていますが

壊したことはありません。

(みんなにカバーをした方がいいよと言われているので

そろそろフィルターを貼ろうかと思っていますが。)

 

ドアも、靴も、携帯電話も

やはり「大切に扱う」ことを大切にしている。

そんな私のポリシーが

ドアを丁寧に開け閉めしてほしいと願う気持ちの

根底にあるのではないかと、今、思いました。

 

今の気付きを忘れないようにするために

急遽備忘録もかねて、ブログを書きました。

 

私がドアを丁寧に閉めてほしいと思う気持ちの根底には

ドアだけでなく、治療や患者様への対応も

大切にしてほしいと思う気持ちが

込められているのではないかな…と思います。

よく物を壊してしまう方。

よく携帯電話を落としてしまう方。

ドアを丁寧に閉めていますか?

靴のかかとを踏んでいませんか?

 

もし、そういった習慣があるようでしたら

今一度、物を大切に扱っているか

考え直してみても良いかもしれません。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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