BLOGしょう先生のブログ
みなさんはお仕事をしていて
「あの人って機転が利くなあ…」と思ったことはありませんか。
また、逆に
「あの人って融通が利かないな」とか
「どうしてこんなことも分からないんだろう」と
ぼやいてしまったことはありませんか。
そんなお悩みに、とある人物が回答してくれました。
「それは、みんながその会社の演者になっていないからです。」
…この言葉、どういう意味だと思いますか。
先日、女性経営者の方とお話をする機会がありました。
その中で「機転が利く人と、機転が利かない人の違い」について
教えてくれました。
例えに出してくれたのは、ディズニーランド。
ディズニーランドって、正社員が少なくて
アルバイトだったり、パートさんが多いんだそうです。
そのパートさんたちがお掃除をしたりしているのに
どうしてディズニーランドの品質が保たれているのか?
それは、みんながディズニーランドというテーマパークの
演者になっているからです。
もちろん主人公はミッキーマウスだから
パートさんたちはそれを超えるつもりはないけれど
ディズニーランドを作る一員として
どう動くのが正解かと考えています。
だから、お掃除をしながら
水で路上に絵をかいたりしているのです。
自分もディズニーランドの演者になっているのですね。
もし、お金のためだけに働いているのなら
床に水をまいたところでゴミは回収できないし
道を聞かれても
「それは私の仕事ではありません。」と
愛想なく突っぱねてしまうことでしょう。
また、楽しんで働いているけれど
「私ならどうするか?」だけを考えていたら
ミッキーよりも目立つような
派手なパフォーマンスをしてしまったり
ディズニーランドにそぐわない暴言を吐いてしまうことも
あるかもしれません。
ディズニーランドの従業員の皆さんは
「ミッキーマウスならどうするか?」を考えて
あるいは
「ディズニーランドという会社ならどうするか?」を
考えて動いている。
だから自然と機転の利いた行動が生まれていくのだ
ということを教えてくださいました。
これを自分の医院に置き換えて考えてみると
ミッキーマウスにあたる部分が、私自身となります。
つまり
一緒に働いているスタッフのみなさんが
「しょう先生ならどう行動するか?」
「三川矯正歯科ならどう行動するか?」を考えて動いてくれたら
みんなが機転が利く、融通が利くようになるということ。
そのためには
まず、私自身がどう考えているか?をスタッフに伝えなければ
その考えは伝わらないということになります。
ディズニーランドで働く人の場合は
昔からディズニーランドに足しげく通っていたり
幼いころからディズニー映画を見ているなど
ある程度ディズニーランドというコンセプトを
理解している人が多いでしょう。
しかし、小さな矯正歯科で働くとなると
そのコンセプトを知っている人や
私のことを知っている人は多くありません。
だから
「ここはこんな医院ですよ」
「こんな思いでみんな働いていますよ」
ということをスタッフに伝えることが
とても大事なのかもしれない。
そんなことを経営者の方から気づかせてもらいました。
今、医院では、そういう私の「想い」を
伝える取り組みをしています。
なかなか難しい取り組みではありますが
少しでも伝われば嬉しいなと思っています。
そしてその想いがスタッフを通して
患者様に伝わればと願っています。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!