BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。みなさまお正月はのんびり過ごされていますか?今日は、矯正治療の期間について少し綴りたいと思います。
子どもの矯正は長い年月がかかります
子どもの矯正は、小学校低学年から始めるのが一般的です。お子さんにより成長スピードは異なるので数年単位のずれがありますが、だいたい小学校低学年で一度矯正医に診てもらうのが良いでしょう。
そして、成長期が終わるまで、子どもの矯正は続きます。女の子ですと、早い子で小学校6年生ぐらい、遅い子だと中学校3年生ぐらいまでで身長が止まってきます。男の子だと中学校から高校にかけて成長期が来ますので、そのぐらいまでは子どもの矯正期間と言っても良いでしょう。
早く始めたら早く終わるというものではありません
お母様からよく「早く始めた方が早く終わりますよね?」と言われるのですが、子どもの矯正に関してはそうとは限りません。早く始めても、体の成長発育を見ていく必要はありますので、定期的にお口の中をチェックはします。
ただし、成長が終わるまでずっと装置が付いているということではありません。ある程度良い状態になり、装置を外した後は3か月から6か月に1度のチェックになりますので、来院の頻度は減ります。必要に応じて再度装置を付けた場合、また1か月に1度の来院に戻ります。
期間をより短くしたい場合は成長後の矯正がおすすめです
子どもの矯正はメリットが多いと考えますが、ご家庭によっては来院期間を短くすることを最優先にお考えの方もいらっしゃいます。例えば転勤が頻繁にあるご家族などは、矯正途中に転勤となると、治療が途中になってしまいます。
さまざまな状況を勘案して、場合によっては成長後の矯正治療をお勧めする場合もあります。ただし、成長後にガタガタ(叢生)がある場合は、永久歯を抜く可能性も高まりますので、そのあたりも併せてご検討いただき、決めていただくと良いと思います。
矯正のさまざまなメリット、デメリットに関しては矯正相談時にお伝えいたしますので、不安なことがある方はどうぞお気軽に矯正相談へお越しください。