BLOGしょう先生のブログ

心の波動

みなさんは、4人や6人など複数人で歩く時

どのポジションを歩くことが多いですか?

横一列で歩くことは少ないと思いますので

最前列、真ん中、最後尾などに分かれると思います。

 

私には、1番落ち着くポジションがあります。

それは、最後尾です。

なぜだと思いますか?

それは、みんなの背中が視界に入っていると

みんなの心の波動が感じられるからです。

 

心の波動とは何か。

言語化するのは難しいのですが

抽象的な表現でも良ければ「オーラ」なのかもしれません。

 

私が小学生ぐらいの頃の話です。

 

父は歩くのがすごく早いタイプでした。

そして母は逆にすごく遅いタイプ。

母は、父が先にいってしまうと「いっつも先々行って…」と呟き

機嫌が悪くなる人でした。

おそらく父は父で「遅いなぁ」と思っていたはず。

 

この2人が極力喧嘩にならないように

できる範囲でバランスを取るように

顔色を見たり、心の波動を感じて

振る舞うようにしていました。

 

たまに父について先に歩いたこともあるのですが

前を歩くと、後ろの人の心の波動って分かりにくいんです。

 

後ろを歩くと、前を歩いている人の波動は感じやすい。

 

当時は分かりませんでしたが

今思えば、視界に入っているかどうかが

私の波動センサーが反応する条件なのだと思います。

歩く時だけではありません。

 

電車に乗ると、席にたくさんの人が座っていますよね。

その人たちを視界に入れてしまうと

「あっ、あの人しんどそう」

「あの人なんか嫌なことあったのかな」

見ず知らずの人の心の波動が

ブワッと押し寄せてきます。

 

もちろん、ポジティブな波動を出している人もいますが

やはり仕事帰りの人が多いからでしょうか。

電車はかなりネガティブな波動が満ちているように

私は感じます。

 

このように、視界に入っている人間の心の波動って

自分が望む・望まないに関わらず入ってくるのです。

 

だから私は昔からいつも

電車では人が視界に入らない横向きの座席

端っこで外の景色だけが見える席を好んで座っています。

 

外の景色を見たいのではありません。

「知らない誰かの顔」を見たくなかったのです。

 

私が普段から他人をあまり見ていないのは

もしかしたらこういった私の特徴が

影響しているのかもしれないなと

今このブログを書きながら思いました。

昔、小学校や幼稚園で

「それをしたら怒られるって分からないのかな?」って

不思議に思うような

とんでもないことをしてしまう子、いましたよね。

 

そういう人っておそらく

相手の心の波動を感じて生きる必要性がなかったんだと思うんです。

 

それが良いとか、悪いとかを言いたいのではなくて

単に「そういう環境で育った」というだけの話です。

 

子どもが暮らしている小さな社会で

相手に気を遣うことなく、自分の気持ちに素直に生きてきた。

だから純粋に「やりたい気持ち」がそのまま行動に出る。

 

それって、大人に怒られやすいことかもしれないし

相手の気持ちが分からない子のように見えるかもしれません。

 

ですが、大人になれば

自然と相手の気持ちを汲み取るようになっていきます。

 

幼少期に自分のしたいように行動し

自由に生きられたということは

本当に幸せなことなんじゃないかな…と思います。

先日、友人3人で食事に行ったのですが

ちょっとした会話からこんなことを思い出したので

綴ってみました。

 

少しスピリチュアルな話になりましたが

みなさんは心の波動を感じること、ありますか?

また聞かせてくださいね。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

Share

SEARCH

CATEGORY

ARCHIVE