BLOGしょう先生のブログ
先日、歯科医師の後輩と飲み会がありました。
「先生は何かを続ける能力がすばらしいですよね。」と
お褒めの言葉を頂きました。
とても嬉しかったです。
言われてみれば、確かに何かを続けることは
比較的得意かもしれません。
なぜ、続けることができるのでしょうか。
その秘密について、考えてみました。
(1)始める前によく考える
私は続けることが得意と書きましたが
途中でやめてしまったこともたくさんあります。
今年はピアノが弾けるようになりたいと思いましたが
文字通り3日坊主で終了しました。
続いていることと、そうでないことの違いは
始める前によく考えたかどうかではないかと思います。
「ピアノが弾けるようになりたいな」という安易な目標は
新年の抱負を考える過程で
ポッと浮かんだものでした。
でも「英語が話せるようになりたい」とか
「腰痛に負けない体づくりをしたい」といった目標は
本当に実現できるかどうか
何度も真剣に考えました。
その活動に割ける時間があるかどうか。
その活動に割けるお金があるかどうか。
本当に続けられるかどうか。
もし、今のままでは時間がないのなら
どうやってその時間を捻出するのかについても考えました。
そして、もっと根本的なことも考えました。
そもそも本当にそれをする必要があるのかどうか。
あるいは
本当にそれをしたいと思っているのかどうか。
いろいろな角度から考えると
さまざまな障壁が浮かび上がってきます。
でも、それらの問題をふまえても
頑張ってみたいと取り組み始めたことは
長く続いているように思います。
矯正治療も同じです。
いったん治療を始めたら
定められた時間は装置を使用しなければなりません。
どうやって装置の使用時間を捻出しますか。
そこをしっかりと考えられているかどうかで
治療の成果は大きく変わってきます。
みなさんは何かを始めるとき
ちゃんと考えられていますか。
しっかり考え抜いて始めたことは
きっと長続きするはずです。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!