BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、息子(娘)が、矯正装置をちゃんと使いません!というお悩みにお答えしたいと思います。
幼稚園なら、あの手この手で頑張りましょう
装置を使わないお子さんを大きく2つに分けることができます。
①どうして使わないといけないのか、言っても理解できない年齢
②どうして使わないといけないのか、言えば理解はできる年齢
お子さんの成長は個人差が大きいので、かなり幅がありますが、おおよその目安として、小学校に入った子は少しずつ理解ができるようになります。
反対に幼稚園のお子さんは、なかなか理解が難しいので、理屈を説明するというよりは、いかに楽しくつけるかに主眼を置くことをお勧めします。
楽しみ方については、私よりもご家族の方がお子さんのことを分かっているので、親御さんに考えていただくのが良いかなと思います。
たまに、お子さんにコンコンと使わないとどうなるかを説明する親御さんや、つけるとどんな良いことがあるかを説明する親御さんがいらっしゃいますが、やはりまだ「未来を予測する力」が備わっていないので、効果は薄いかな、と思います。
小学生なら、根気強く説得する
一方、小学生になると、なんとなくなぜ装置を使わないといけないかが分かってきます。そこからは、時間がかかりますが、お家で根気強く説得することが有効になります。
お子さんと十分に会話する時間をとり、根気強く説得していただきたいと思います。
「◯◯しながら説得」は効果が薄い
お子さんにきちんと説明してくださっていますか?と伺うと、「私が言っても聞かないんですー」と悩まれているお母さんも多くいらっしゃいます。
ただ、具体的にお話を伺うと
「ほら、装置使いなさいよー」と言いながら、お母さんは料理をしている
「早く装置つけなさいー」とお母さんは真剣に言っているが、子どもはテレビに夢中である
という、ながら説得が多いことに気づきました。
親子どちらかが何かをしながらの場合、なかなか成功しないようです。
テレビのサザエさんでも、波平おじさんはカツオに真剣な話をする時は、何もない和室(自室)に呼びますよね。
それと同じで、真剣に向き合ってお話をしないと、子どもは話が頭に入ってきません。
「早くしなさいよー」と言っているけど、本気度が低いと思われると、なかなかお子さんは心が動きませんので、それは指導しているとは言えません。
お忙しい中、大変だとは思いますが、しっかりと向き合ってお話をして、説得してほしいと思います。