BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。いつもお越しくださり、ありがとうございます。
今日は昨日の歯を白くする話からの続編です。光沢のある歯にするための歯磨きのコツについて、お伝えしたいと思います。
ゴシゴシ磨いてはダメ
まず、歯磨きで皆さんがもっとも誤解しているのが、歯磨きの強さです。
歯磨きは弱い力で十分です。どのぐらい弱い力かと言いますと、「シャカシャカと磨く音があまり聞こえないぐらい」で大丈夫です。
えっそんなに弱く?と思われた方、大丈夫です。私も初めて聞いたときはそう思いましたから。
みなさんには、学生時代の学校の掃除を思い出してほしいんです。
砂埃やゴミなどを取り除く「掃き掃除」で、ほうきをどのぐらい床に押し付けていましたか?
おそらく、そんなに力強く床を押さえつけていた方はいらっしゃらないと思います。思いっきり押し付けても、ほうきの毛先がつぶれるだけですよね。効率よくお掃除するには、表面を爽やかに撫でていたのではないでしょうか。
歯磨きも同じです。そんなに強い力はいらないので、表面の汚れを軽やかに取っていきましょう。
鉛筆持ちがオススメ
歯ブラシは鉛筆持ちにするのが良い、と聞かれたことがある方は多いと思います。あれは、強い力が加わりにくい持ち方だからです。グーで握ってしまうと、強い力で歯を磨いてしまいます。
鉛筆持ちで優しく磨いてあげてください。
特に乳幼児などの歯を磨く場合は、優しく磨いてあげてください。お子さんが嫌がる原因の一つとして、力が強すぎて痛いという可能性もあります。
ただし、症状によって使い分けを
今お話しした内容は、あくまで正常な状態のお口に対してのお話です。中には強く磨く必要のあるかたや、歯ブラシの毛の硬さに注意を要する方もいらっしゃいます。個人差がありますので、詳細は歯科衛生士に確認するようにしてくださいね。
みなさんも適切な歯ブラシで、きれいな光沢のある歯をめざしましょう!