BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。いつもお越しくださり、ありがとうございます。
偽情報を信じてしまいました
先日、友人からとある病院の医師が書いているというコロナウイルスに関する記事がラインで送られてきました。
ああ、おそろしい情報だなあと思っていたのですが、どうやらそれはチェーンメールだということが最近また別の友人からの情報で分かりました。もっともらしいことが書いてあるので、すっかりだまされていたのですが…
これって高齢者が引っかかるオレオレ詐欺と大して変わらないなあと思いました。「〇〇病院の医師が言っている」という1文が付いているだけで、信用してしまう。
私は他人からいただいた情報のシェアに抵抗があるので、誰にも拡散しませんでしたが、それでも、内容に関しては信じてしまっていました。
安易に信じてはダメ!とか記事を書いておいて、安易に信じている人がここにいました!すみません。
【関連記事】コロナウイルスから学ぶ、「エビデンス」や「情報」の怖さ
いろいろなデマやうわさが流れる中で、コロナコロナコロナコロナ…とだんだん疲れてきて、みなさん頭から角が生えていませんか?
歯にも角が生えることがあります
コロナの話はニュースでイヤというほど流れていますので、ここでは歯の話をしましょう!
唐突ですが、歯にも角が生えることがあります。角が生えやすいのが、前から4番目の歯と5番目の歯で、専門用語では(小臼歯)と言われる歯です。
歯ぐきから出てきたときに、あれ?この子の歯に角が生えてる?!と思ったら、早めに歯科医師に相談するようにしましょう。
普通の歯は、噛む面の真ん中は溝になっています。しかし、角が生えている歯は、明らかにそこが尖っています。イメージとしては鍾乳洞のような感じです。
角はいつか折れる
生えてきたときはそれほど気にならないのですが、どんどん歯が生えてきて、反対側の歯と当たるようになると、いつか角は折れます。折れたらどうなると思いますか?
- 幸せが訪れるかもしれない
- 鼻が高くなるかもしれない
- 激痛が走るかもしれない
正解は
3です。角の中には痛みを感じる神経が通っている可能性があり、角が折れてしまうと、角の中の神経がむき出しになります。
神経がむき出しになると…そうです、虫歯と同じで、痛みが出てしまうんです。
残念ながら、幸せは訪れないんですね…
中には神経が通っていない角もあります。その場合は痛みが出ませんが、それでも幸せが訪れることはないので、角を見つけたら早めに歯医者に行きましょう。
先生によって対応は異なります
角に対する処置は歯科医師によって異なります。
一般的な方法としては、周りを虫歯治療のときに使う材料で補強して、角が折れないようにすることが多いかなと思います。
ただ、ここは私の専門外になりますので、治療を受けるときに説明を聞いてくださいね。
中心結節といいます
今日勉強しました、歯の真ん中に生えてくる角のことを「中心結節(ちゅうしんけっせつ)」と言います。
結構遅くまで残っているお子さんもいますので、一度、お口の中を見てあげてください。
中心結節を見つけたら、早めに歯科医院を受診してくださいね。
今日もありがとうございました!また明日、お会いしましょう。