BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
以前矯正治療中の電動歯ブラシについて記事を書いたところ、とても好評で、たくさんの方が見てくださいました。
私個人としては、上記関連記事にも書いていますが、電動歯ブラシを使わなくても良いのではないか?と思っています。
でも、電動歯ブラシを否定しているわけではありません。
今日は、電動歯ブラシに興味を持っておられる方に向けて、その選び方を少し細かく書いてみたいと思います。
(初稿:2020/05/26 最終更新:2021/01/18)
目次
電動歯ブラシは、それぞれの違いが大きい
みなさんは、家電って好きですか?
私はちょっと家電選びが苦手です。種類が多すぎて困るんです。
「この冷蔵庫と、あの冷蔵庫は値段が倍以上違うけど、その差は何?」って思ってしまうんですよね。
iPhoneでもそうです。
iPhoneが新しくなるたびに、混乱します。
「何が変わったの?そして似たようだけど値段の違う、この隣に置いてあるのは何なの?」
「えっ、これもiPhone?…SE?あれ、なんでここでシステムエンジニアが出てくるの??」
もうこうなったら、めんどくさくなっちゃうんですよね。
電動歯ブラシは、iPhone以上にたくさんの種類が並んでいますから、どれを選んでよいのか、分かりませんよね。
今日はその購入の手助けになりそうな記事を書きたいと思います。
電動歯ブラシには多くのメーカーが参入しており、それぞれに特徴を打ち出しています。
まずはヘッドの大きさに注目しましょう
みなさんは海外に行って、とんでもない大きさの歯ブラシに出会ったことはありませんか?
「えっ、これ人間用ですか?」みたいな歯ブラシが、洗面台に置いてあることがありますよね。
当然私たちの日本人の小さなお口では、奥まで入りません。
お口の中に入れる部分を歯ブラシの「ヘッド」と言いますが、日本人は欧米人と比較してもお口が小さい傾向にありますので、大きなヘッドの歯ブラシは不向きだと言えます。
電動歯ブラシでも大きなヘッドの物は避けることをお勧めします。
ヘッドの大きさという観点では、日本のブランドの電動歯ブラシは日本人の口に合わせて作ってありますので安心です。
次に、交換用歯ブラシの値段と、交換のタイミングについて確認しましょう。
もちろんいろいろな性能を比較して購入されるのが良いと思うのですが、電動歯ブラシの最大の難点は「交換用歯ブラシ」も専用の物を買わないといけないという点です。
これがまた、高いんですね。
消耗品の値段が高い家電って多いですよね。
プリンターだとインクが高かったり、ひげそりだと替え刃が高かったり。
電動歯ブラシも同じで、本体のコストよりも、交換用歯ブラシのコストが重くのしかかってきます。
いくら良さそうな機能の歯ブラシでも、交換用歯ブラシが予算を超えて高い場合は使わなくなる可能性があるのでやめましょう。
え?「3年ぐらい交換しないから大丈夫」って?
それはだめです。
3年間同じ綿棒で耳掃除をする人はいませんよね。
歯ブラシは綿棒よりも清潔に見えるかもしれませんが、それでもちょっとずつ汚れたり、毛が傷んでいきます。
ちゃんと決められた期間で交換をしましょう。
目星がついたら、動かし方を見ていきましょう
買えそうな電動歯ブラシにターゲットを絞ったら、次のチェックポイントを見ていきましょう。
電動歯ブラシには、使い方で分けると大きく2種類があります。
①歯に当てたら、普通の歯ブラシのように手を動かす必要がある電動歯ブラシ
②歯に当てたら、普通の歯ブラシのように手を動かす必要がない電動歯ブラシ
電動歯ブラシは、毛の部分が動いていますから、歯に当てたら後はブラシが勝手に動いて磨いてくれると思いますよね?
しかしながら、実際は動かさないといけないものもあります。
①に関しては、説明書をよく見ると、「アシストブラシ」なんて書いていたりします。
あくまで手で磨くときのアシスト(補助)をしますよという商品ですね。
反対に②の場合は、手を動かしてはいけません。
せっかく歯ブラシがきれいに汚れを取ろうとしてくれているのに、手を動かしてしまうと、歯ブラシの効果が発揮されません。
②のイメージとしては、高層マンションの窓ふき作業が似ているかもしれません。
窓を拭いてくださる作業員の方が歯ブラシの毛先、クレーンで作業員を吊り下げているゴンドラが電動歯ブラシの本体です。
高層マンションの窓拭きでは、クレーンで吊り下げられた作業員の方が、1枚ずつ窓をきれいにしていきますよね。
1枚終わったら、クレーンをちょっと下ろして、次の窓をきれいにする。そしてそれが終わったらまたちょっとクレーンを下ろして…の繰り返し。
もし、早くきれいにしたいからと、クレーンをせかせかと上げたり下げたり動かしたらどうなるでしょうか?
作業員の方はグリングリンと、あちこちに振り回されてしまいます。
そして、じっとしていたらきれいになっていたはずの窓も、拭き残しが出てしまいます。
②のタイプの電動歯ブラシは、この窓ふき作業と同じく、電動歯ブラシを1つの歯に当て続けます。
すると、ブラシがきれいに1つの歯を磨いてくれます。
磨き終わったら、隣の歯にブラシを移動させて、当て続けます。
すると、隣の歯がきれいになる…という仕組みです。
作業員である歯ブラシの毛先をあちこちに揺さぶってしまうと、きれいにならないのです。
この2つのタイプ、どちらが良いかを見極めましょう。
②の方が楽そうに思えますが、ただ歯ブラシを持ってじっとしているのはきれいになった気がしない!という方もいらっしゃいますので、最終的には好みの問題になるかと思います。
もっともっと細かいけれど…
おそらくここまでたどり着いたあなたは、理想の電動歯ブラシに出会えているはずです。
なぜなら、ここまでたどり着こうと思うと、それぞれの商品の説明文などをしっかりと読まないといけないからです。
箱の側面や裏面に書いてある商品の説明文を読んでいるはずですので、もうみなさんは電動歯ブラシマスター直前です。
他にも細かいことを書けばきりがありませんが、このぐらいのポイントをチェックし終えて、それでも電動歯ブラシがいいなって思えたら、とりあえずそれを買って、磨き始めてみましょう!!
実際使ってみると、また新しい発見があるはずです。1度で完璧な品を手に入れることはとっても難しいですから、まずは使ってみて、自分の好みに気づいていくことが大切ではないかなと思います。
もちろん、繰り返しになりますが、私は普通の歯ブラシでいいんじゃないかなって思っています。
いろいろと使ってみて、ご自身に合ったものを選んでみてくださいね。
最後に関連動画です。
これは私の動画ではないのですが、ベストのものを買おうと考えすぎると、前に進めなくなるよ!ということを分かりやすく説明してくださっている動画です。
【外部動画】勝間和代の、新しいことについて、どんなにベストを探し続けても、行動を始めなければ成果はゼロです
音量にご注意ください。