BLOGしょう先生のブログ

第8回【忘れていた】開業から1年が経ちました【院内ツアー】

おはようございます。

昨日は少し寒さが和らぎましたね!

スズメも椅子に張った氷で遊んでいました。

 

 

祝・1周年

昨日は2021年1月15日。

朝、ジムに行ったら、トレーナーの中辻さんから、「今日で1年ですね!」って言われました。

私は2019年の10月からジムに通い始めているので、1年じゃないですけど…と思いながら怪訝な顔をしていたところ、

「開業から1年ですよね!」と。

 

「ほんまやー!」

思わず大きな声を上げてしまいました。

中辻さんからは素敵なお祝いのプレゼントも頂きまして、本当に嬉しかったです。

 

中辻さんから見れば、私は生徒の1人でしかないのですが、生徒の開業した日を覚えているなんて、ほんとすごいですね。

こういうサプライズができる人になりたいです。

ちなみに僕は、記念日とか全然覚えていないタイ…いや、なんでもありません。

 

 

開業してすぐコロナウイルスが流行しました

振り返れば、すごく充実した1年でした。

 

知人には、「開業してすぐにコロナウイルスが流行したし、大変だったでしょ?」とよく言われます。

確かに、大変だったのかもしれません。

 

ただ、開業して1年目だったので、比較する対象がなく、それがかえって良かったのかもしれません。

開業1年目だし、こんなものかな…と思いました。

それほど悲壮感に苛まれることはありませんでした。

 

空き時間が多い分、医院のシステム作りであったり、来てくださった患者様のために何ができるかと考える時間を多く作ることができたので、良かったのではないかなと思います。

このブログも、毎日更新をとても長く続けることができました。

 

 

孤独感はすごかった

ただ、一つだけしんどかったことがあります。

それが、孤独感でした。

マイペースな人間なので、特に1人でも平気と思っていたのですが、やはり丸一日誰とも接さず、言葉も発しない日が2日、3日と続いていきますと、気が滅入りました。

誰にも会わないで一日が終わると、「私は世の中に必要とされていない人間ではないか」と感じてきました。

 

前職にいたときは、日中は患者様が来院されてお話をしますし、スタッフにもひっきりなしに呼ばれました。

私自身が必要とされている感がありました。

 

また、夜は友人と食事をしたりしていました。

 

コロナウイルス騒動があってからは、そういったこともなく、ただ1人で一日が終わっていく。

毎日言葉を発しないというのは、なかなか耐え難いんだなと思いました。

 

定年後のお父さんは孤独って時々テレビでやっていますよね。

だから、趣味を持っておきなさいと。

 

私はテニスが趣味ですが、それもコロナ禍でできなかったため、本当に世の中に必要とされていない存在でした。

老後に向けて、何か新しい趣味を持った方がいいのかな、なんて考えたりもしました。

 

 

周りの人にすごく支えられた

孤独感はかなりのものでしたが、その一方で、たくさんの方が医院を支えてくださいました。

歯科衛生士のスタッフも、診療を一生懸命サポートしてくれました。

医院の雰囲気を良くしてくれました。

 

大家さんは家賃を免除してくださいました。

シャッターのがたつきなど、医院の設備の不具合なども報告したらすぐに改善してくださいました。

 

業者さんもいろんな補助金を教えてくださったり、細やかなサービスを提供してくださり、いろいろなものを持ってきてくださいました。

 

他にもいろいろありました。

全部書くと長くなってしまいますが、本当に恵まれた環境で1年間を過ごせたなと思いました。

 

 

島の人も、島外の人も

もともとは六甲アイランドのお子さんの歯をきれいにして、将来長くおいしく食事ができるようにという理念で開業しました。

「いつまでも素敵な笑顔を」これが当院のスローガンです。

 

でも、今では六甲アイランド外からもたくさんの患者様が治療に通ってくださるようになりました。

東は芦屋、西は西神中央まで、広域の方が通ってくださっています。

 

歯科医院が遠いとデメリットもあるので、遠方から矯正相談にお越しいただいた方には、家の近くの矯正歯科で治療を受けることをお勧めしています。

それでも当院が良い、頑張って通いますと選んでくださった方には、できる限り良い治療を提供して、きれいで長持ちする歯ならびを完成させたいと思います。

 

 

次の1年が楽しみです

いろいろと目まぐるしく変わった2020年。

私の環境と、世界の環境が同時に変わりました。

この変化をポジティブに捉えて、また今年もどんな変化があるのか、楽しんでいければと思います。

 

以前読んだ本で、こんなことが書いてありました。

1900年代中盤にアメリカの心理セラピストが提唱したABC理論をご存じですか。

 

A,B,Cはそれぞれ

A:Activating event(出来事)

B:Belief(信念、価値観)

C:Consequence(結果)

を表します。

 

この中の、Bが人によって違うので、それによって出てくるCが違うんだそうです。

どういうことでしょうか。

 

例えば、

コロナウイルス騒動という出来事(A)に対して

最悪だ(B)という消極的、否定的な価値観を持ってしまうと

前向きになれない(C)などと思ってしまいます。

 

一方で

コロナウイルス騒動(A)に対して

新しい価値観、新しい社会を受け入れてみよう(B)という積極的、肯定的な価値観をもっていると

次の行動を考える(C)方向に動くことができます。

 

結局目の前に起こったことをどう捉えるかは、自分次第ということだそうです。

【参考にした本】自分を変える習慣力 三浦将

 

みなさまも、それぞれに環境の変化が大きく、大変な時期かと存じます。

でも、それをどう受け止めて、どう行動していくかは、それぞれの人に委ねられています。

 

元の世界に戻るまでには時間がかかる(もしかしたら戻らないかもしれない)のですから、ここからまた前向きに、みんなで生きていけたらいいなと、思っています。

 

今日は1年間を振り返りつつ、大きなお話をしてしまいました。

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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