BLOGしょう先生のブログ

何年勉強したら歯医者になれるの?

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。ツバメの巣にツバメがいました。写真の上の方なのですが、見えますか?

ところで今、私は大変落ち込んでおります。苦労して書いたブログ記事が、保存ボタンを押したところ全て消えてしまいました。現在夜0時。もう1500文字ぐらい書いていたのに…。

もう一度あの記事を書かないといけないのかと思うと…なんで消えたんだろう。悲しみつつ、ちょっとだけ内容をこっそり簡略化して、再度記事を書いてみたいと思います。みなさんにばれませんように。

 

 

どうやったら歯医者になれるの?

高校生の頃って、まずはそこから分からないですよね。歯医者になるためには、大学で歯学部に入って、卒業して、歯科医師国家試験に合格する必要があります。

「なるほど…歯学部は6年生だから、6年で免許が取れるんだな。」

そう思ったあなた、残念ながら50点です。

正しくは、「最短6年で免許が取れる」です。

 

 

留年も多い

私が大学に入学した年は、同期が60名でした。

しかし、卒業するまでの6年間で、15名が留年しました。

つまり、4人に1人が留年しました。

まあまあの留年率ですよね。

歯学部は講義の中で実習(入れ歯を作ったりする授業)が多いため、きちんと出席していないと単位が取れなかったりします。

そして、時間割が朝の9時から5時までびっしりと埋まっているので、1単位落とせば即留年となります。

なかなかシビアな世界です。

 

 

国家試験浪人も多い

国家試験の合格率も大体70%程度です。

【関連記事】歯科医師臨床研修の現状(外部サイト)

今年2020年の合格率は65.6%でした。

ですので、

「あ、100人受けて、65人合格したのか…」と思った方

あまい!!甘すぎます。

キャラメルマキアートコーヒー抜きぐらい甘すぎます。

何が甘いのか。これはぜひ知っていただきたい、数字のカラクリです。

 

 

出願者と、受験者に大きな差がある不思議

このデータを見てください。

出願者数 受験者数 合格者数 合格率
新卒・既卒含む全体 3,798人 3,211人 2,107人 65,6%

 

引用元 厚生労働省プレスリリース https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000606931.pdf

今年の合格率は65.6%なのですが…ちょっと変なことに気が付きませんか?

そう、「出願者」と「受験者」の人数差が大きく違いますよね。

もしかしたら熱を出した人がいるかもしれません。

でも1年に1回しかない国家試験です。500人以上が熱を出すでしょうか?

ここにカラクリがあるんです。

 

 

大学の合格率を高く見せるためのカラクリ

結論から言いますと、「学力のないものに受験させない」ことによって、表向きの大学の合格率を高めるようにしています。

どういうことか、具体的に説明すると

例えば卒業予定の6年生が100名いたとします。皆、国家試験を受けますから、出願者数は100名です。

しかし、明らかに学力の足りない学生が50名いたとします。

その50名に国家試験を受けさせたら、確実に落ちる。

その場合、100名受験しても50名しか受からないわけですから、合格率は50%となります。

でももし、その確実に落ちる50名に受験させなければ、合格率は100%になります。

今の統計で、合格率の算出方法は、合格者数÷受験者数×100(%)なのです。

 

 

実際は65%より狭き門

分かりましたでしょうか。

そもそも受験という土俵に立てなかった人が500人以上いるということです。

こういった狭き門を通り抜けて、歯科医師になることができますので、最短で6年、ということを頭に入れておいていただくと良いかと思います。

 

 

なお、本日お話したような数字のカラクリがありますので、高校生の皆さんがどの大学を受験するかを考える際に、その大学の国家試験合格率だけで判断しないよう、気を付けてください。

なぜこんなカラクリがあるのかと言うと、それは、みなさんのように歯学部を目指す方が、合格率を見て学校を選ぶことが多いということを、大学側も知っているからです。

ネットニュースなどでも、合格率の高い大学は大きく名前が載ります。それが宣伝になるから、合格率を高く見せようとするのです。

 

 

公式なページを見れば、必ず出願者数と受験者数が両方載っています。もし、その2つの数字に大きく差があるようであれば、卒業を目前にして国家試験を受験できない、つまり留年してしまう可能性がある、ということを知っておいてくださいね。

もちろん、一生懸命勉強すれば、どの大学でも合格できますが、大学に入れば歯科医師になれる、と誤解しないでくださいね。

Share

CATEGORY

ARCHIVE