BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。毎朝7時に更新中のしょう先生のブログです。
今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今週は、当院で実施しているマウスピース矯正:インビザラインについての記事を連載していきたいと思います。
インビザラインは他の矯正装置よりも歯磨きが楽
インビザラインは、固定式の装置よりも歯磨きがしやすいことが最大のメリットではないかと考えています。
私も社会人になってから針金を使った矯正を受けたのですが、歯磨きが本当に大変でした。
朝・昼・夜。
食事のたびに1本1本の歯に工夫して歯ブラシをしなければならず、それが非常に不快でした。
お昼は磨かなくても…と思われるかもしれませんが、装置の周りにネギが絡まったり、パスタが挟まったりするんです。
私は、口からパスタが1本出たまま友人としゃべっていたこともありました。
そういったことを考えると、毎食後の歯磨きは必須と言えます。
みなさんは毎回の歯磨きにどれだけ時間を割けますでしょうか。
毎回鏡を見ながら、10分ぐらい時間をかけて磨くことができますか?もしそれができるようでしたら、針金の装置でも良いと思います。
できるだけ歯磨きの時間を簡単にしたいということでしたら、私はインビザラインをお勧めします。
毎週交換するから装置が清潔
インビザラインはオーダーメイドで作られたマウスピースを毎週交換します。
1週間経つと装置が新品に変わりますので、常に新しい装置を口にはめている状態で、清潔です。
他の矯正装置ですと、長いものだと1年以上つけっぱなしのものもあり、装置自体にも汚れが付着していることがあります。
針金の矯正装置を使用されている方で、針金を外すと汚れがベッタリついていることもしばしばです。
本当は針金もきれいに磨いてしてほしいですが、なかなか複雑な装置ですので、そこまでは時間をかけて歯磨きできないんだと思います。
1週間使う装置も、もし汚れや臭いが気になるようであれば、洗浄剤できれいに洗うことができます。つけおきあらいになりますので、歯磨きをしている間にきれいにできます。
当たり前ではありますが、つけっぱなしの装置だと、自分で装置を外すことができないので、つけおき洗いはできません。
矯正をする意義
矯正はお口の中を末永く健康に保つために行う治療です。
その治療をした結果、虫歯になってしまった!では、矯正の意味が半減してしまうと私は感じています。
健康になるために運動をして、足を骨折したら意味がないですよね。
健康になるために、鮮度の良いお魚を遠方まで買いに行って、家に帰ってきたときにその魚が腐ってたら意味ないですよね。
それと同じで、健康になるために矯正をして、虫歯になってたら意味がないと思います。
虫歯はどうしても避けられない部分もありますが、少しでもリスクを下げて治療を進めてあげたい。私はそう思います。
みなさまはどう思われますか?
これから数日にわたって、インビザラインのメリット・デメリットを書いていきたいと思います。
明日もお楽しみに!