BLOGしょう先生のブログ

第3回【バランス感覚】医院のイメージ構築【院内ツアー】

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

今日は医院のデザインを考えるにあたり、どのようなことを意識したのかについて、綴りたいと思います。

 

 

歯医者のイメージってどんな感じですか?

歯医者って、どんなイメージがありますか。

私が小さい頃に抱いていたイメージは、

・こわい

・くさい

・白い

でしょうか。

薬品の匂いが強かったし、何より削ったり抜いたり、恐怖の館でした。

また、白い壁が妙に白いんですよね。

この表現、伝わりますでしょうか…アイボリーでもオフホワイトでもなく、超ホワイトなのです。

 

 

大学に入った時の、矯正歯科のイメージ

私が大学に入学した時の、矯正歯科のイメージってこんな感じでした。

・ゴージャス

・高級ホテルのよう

・完全個室

実は私、高校の時から矯正医になりたかったのですが、矯正治療を受けたのは社会人になってからなんです。

なので、大学生の時は漠然と、こんなイメージを持っていました。

ちょっと一般人には近寄りがたいイメージです。

「銀座」とか、「芦屋」とかのイメージでしょうか。

 

 

矯正歯科医師として働き始めての変化

矯正医になってから、私のイメージする矯正歯科医院に少しずつ変化が起こりました。

大人の高級な矯正ももちろん大切なのですが、やはり子どものうちに矯正をしておくことが大切なのではないか。

また、私自身が子どもが好きなので、子どもにも楽しく通ってもらえるような歯科医院が良いのではないか。

そんなことを思うようになりました。

 

 

子ども寄りにしすぎると、それはまた違う

例えばこんな歯医者があったらどうでしょうか。

こんな歯医者の待合室があったら、子どもたちは走り回ってしまいますよね。

それも、私のイメージする医院ではないと思いました。

遊びに来るところではないんです。

歯の治療というのは決して簡単なものではないので、習い事感覚では来ないでほしい。

楽しいだけの場所ではない。治療をする場所として認識してほしい。

そういう想いと、ずれてしまうように思いました。

 

 

くつろげる場所、でも、走り回れない場所

そういったバランス感覚をもって工務店の方と話し合いを重ねた結果、こんな待合室が誕生しました。

歯医者って、普通は床に座れないですよね。

でも、子どもたちがくつろげるのって、芝生のような床なんじゃないかなと思いました。

 

仮に、キッズスペースがあったとして、そこだけ床に座れるようになっていたとしても、それ以外の部分の待合室の床が白かったり、冷たい感じだとしたら、キッズスペースに座っても、心の安らぎはないのではないかと思いました。

そこで、最初は「人工芝を敷き詰めてはどうか?」と提案したのですが、お掃除の大変さなどからこの芝生のように見えるじゅうたんをご提案いただきました。

また、それだけでは寝転がってもよいのか、不安に思われるお子さんや親御さんもいるので、一応緑色のラグをひいて、ここをキッズスペースとしました。

おもちゃに関してはあえて置かず、当院のマスコットキャラクターのわんちゃんだけ置いていました。

いろいろとおもちゃがあると、空間の落ち着きが損なわれると思ったからです。

開業祝いにたくさんの方が絵本をくださったので、後から本棚だけ設置しました。

受付から見ると、こんな感じの空間になっています。

みなさんが少しでもくつろげる、だけど走り回るような場所ではないと感じる空間づくりをしています。

皆さんの目にはどのように映っているのでしょうか。

少しでも私のイメージが伝わっていると嬉しいです。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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