BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、インビザラインなどマウスピース型矯正装置によって歯が動く理由を、簡単にまとめたいと思います。
マウスピースはたくさん作ります
マウスピースと聞くと、格闘技などで使うカラフルなものを想像される方や、歯ぎしり防止に使うナイトガードなどを想像される方もいらっしゃるかと思います。
矯正治療に用いるマウスピースはそれらとは少し異なり、非常に薄く、歯にフィットしているのが特徴です。
マウスピース型の矯正装置は歯にフィットしているので、きれいな歯並びのマウスピースを、ガタガタの歯並びにいきなりはめようとしてもはまりません。
そこで、たくさんのマウスピースを作って、歯並びを改善していきます。
点数化して考える
例えば、きれいな歯並びを100点満点としましょう。
そして、ガタガタの歯並びを30点とします。
30点の歯並びには、100点のマウスピースははまりません。
しかし、31点のマウスピースなら、ちょっと力を加えればはめることができます。
そして、1週間そのマウスピースを使うと、歯が少しずつ動いて、31点の歯並びになっています。
31点の歯並びには、100点のマウスピースははまりません。
しかし、32点のマウスピースなら、ちょっと力を加えればはめることができます。
そして、1週間そのマウスピースを使うと、歯が少しずつ動いて、32点の歯並びになっています。
32点の歯並びには、100点のマウスピースははまりません。
しかし…
もうお分かりですね。
少しずつマウスピースの形を変えていくことで、最終的に100点のマウスピースがはまるようにしましょうというのが、このマウスピース矯正の考え方です。
以前のマウスピースより進歩したインビザライン
実は、マウスピース矯正というのは、ずいぶん昔からありました。
しかし、正確性に欠けており、あまり日の目を見ることはありませんでした。
本当に簡単な矯正治療にのみ、適応していました。
しかし、以前の欠点を補うマウスピース矯正が出てきました。
その筆頭が、インビザラインです。
以前のマウスピース矯正との違いは何か?
それはまた明日、綴ろうと思います。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!