BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、自院でのSDGsへの取り組みについて、現在の経過をまとめてみました。
まずは、SDGsについて学んでいます
世間ではすでに多くの人が知っている(と思われる)SDGsですが、歯科界ではまだそれほどメジャーなものではありません。
偉そうに書いている私も、昨年友人から教えてもらうまでは知らなかったですし、教えてもらってからもピンと来ていませんでした。
そこで、まずはSDGsとは何か?ということを学びました。
学ぶにあたって、私は本を3冊ほど読んだのですが、スタッフに本を読みなさいと言うのは、ちょっと大変かなと思いました。
そこで、当院ではこんなYouTubeを見てもらっています。
【外部動画リンク】両学長 リベラルアーツ大学(音量にご注意ください)
両学長は関西弁で話してくれるので、私たち関西人にはとっても聞きやすいです。
また、筋肉と歯とテニスを愛しており、歯を大切にしているYou tuberさんなので、勝手に親近感も覚えています。
動画のテンポも良く、20分程度にまとめられているため、こちらを教科書として、みなさんに見てもらっています。
ちなみに、私は両学長のタイトルの付け方や、プレゼンテーションの仕方を参考にさせていただいております。
このブログのタイトルも、両学長の書き方が分かりやすいなと思って、マネしています。
更新時間が同じ朝7:00なのは、偶然です。
私は朝の出勤時間に読んでいただければ…と思って、朝に更新をしています。
概要を掴んだら、次は考える
ひとまず、なんとなくSDGsについて知ってもらったところで、次は、自分の医院でどんなことができるか?について、宿題を出しています。
もちろん私が「こういうことをします」と命令して、それを遂行してもらっても良いと思います。
でも、それだと単にやらされているだけですし、あまり社会に貢献している実感がないのではないかと思いました。
そこで、皆さんには2〜3週間ほど考えて頂き、次にその意見を持ち寄って、何をやっていくか考えよう!と話しています。
期限は2月の中旬まで。
どんな意見が出てくるか、とても楽しみです。
SDGsについて、魅力を感じるところ
SDGsは、とにかく「自分が良ければ全て良し」ではなく、「みんなで持続可能な社会を作っていこう」としているところが、私に合っていると思いました。
・自分が良ければ全て良し。
・家族が幸せならばそれでよし。
そういった小さな輪で捉えてしまうことに、昔から違和感がありました。
社会人になれば、大きな会社に入ると、「組織が良ければ全て良し」となります。
確かに、組織が良ければ全て良し、なのかもしれません。
でも、その中に犠牲になっている人が、いませんか。
疲労困憊の社員がいたりとか。
取引先に無理な値引き注文をして、その取引先が苦痛に顔をゆがめていたりとか。
そういったことに気づかず「俺はこれだけ値引きできるんだ」と得意げになっていたり…
そういうことがカッコイイと考えられた時代もあったのかもしれませんが、これからはそうではないように感じています。
もちろん大前提として、自らの幸せや、身の回りの人の幸せが土台に必要です。
でも、それだけではなくて、目に見える周りの人たち、そして目に見えない遠くの、世界の人たちに目を向けていく。
目を向けるなんてたいそうなことではなく、世界のことをちょっぴり「想う」ぐらい。
そういったことも必要なのではないかなと思います。
1個人単位でも受け入れてくれそうな、柔軟な雰囲気の指標
SDGsは、こんな世界的な目標であるにもかかわらず、「1個人ができることから始めよう」という比較的自由度のある目標であるように感じています。
細分化されたテーマはあるものの、大テーマは割とざっくりとしています。
それぞれがそれぞれの裁量で、できることをやっていこうという、悪く言えば少し曖昧な、よく言えば誰でも始められる寛容さがあるように私は思いました。
もちろん世界的な目標ですから、最終的に各国は目標の達成度を数値化したりするのでしょうが、そういった大きな世界とは無縁の、私のような1開業医でも考えることが許される、そんな柔らかさがあるように思います。
ぜひみなさんも、SDGsについて、考えてみませんか。
宇宙船地球号の、答えのない旅。
少しでも、いつまでも、世界に素敵な笑顔が溢れますように。