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第77回【小学校低学年】矯正は何歳から始めるのが良いですか【矯正コラム】

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。

今日は、矯正を始める年齢についてお話したいと思います。

 

 

矯正を何歳から始めるのが良いですか?

「矯正って何歳から始めたら良いん?」とよく聞かれます。

矯正をしたことがない方だと、当然分からないですよね。

 

質問をもう少し深くお伺いすると、いくつかの種類に分けられます。

①少しでも痛みを少なくしたい

②少しでも期間を短くしたい

③少しでも値段を安くしたい

④少しでも歯を抜く本数を減らしたい

などが、質問をされた方の根底にあるように感じます。

それぞれについて、解説をしたいと思います。

 

 

この先を読むにあたっての注意点

なお、この先は具体的な学年や年齢について触れておりますが、かなり個人差があることは先にお断りしておきます。

成長が早い子、遅い子がいますので、必ずしも書いてある年齢が良いとは限らないです。

「一般論として、そのぐらい」と考えてくださいね。

では、さっそく解説です!!

 

少しでも痛みを少なくしたい

まず、痛みを少なく抑えたいと考えられる方には、小学校低学年、6歳から8歳ぐらいでの矯正開始をお勧めします。

矯正治療に痛みに関しては、患者様の反応を見ていますと、幼少期の方が順応性が高く、痛みが少ないと感じます。

 

【関連記事】第60回【最大の不安】矯正治療における痛みについて【矯正コラム】

 

特に40代、50代と年齢が上がっていくと、矯正治療の痛みが長引くようです。

年齢とともに骨が硬くなっていくから、という説もあります。

 

また、思春期などは感情の起伏も激しくなり、痛みやストレスに対する反応が読みづらいため、強い不快感を訴える方もいらっしゃいます。

何も言わず矯正を止めてしまったりする方もたまにいらっしゃいます。

そのため、痛みを少なくしたいのであれば、小学校低学年での矯正開始がお勧めです。

 

【関連記事】第28回【超ストレス】矯正と受験【矯正コラム】

 

 

 

少しでも期間を短くしたい

期間を短くするには、2つの考え方があります。

1つは、大人になってから、厳密には体の成長が終わってから矯正治療を開始することで、期間を短くするという考え方です。

 

小学校低学年など、早い時期に矯正を始めると、途中で体の成長を待つ期間があります。

そのため、トータルで「矯正歯科に通院する期間」を短くしたいのであれば、成長期が終わってから矯正をすると、期間が短くなると言えます。

 

もう一つは、小学校低学年で始めることで、期間を短くするという考え方もあります。

 

「えっ、さっきの話と矛盾してる!!」と思われたかもしれません。

 

少し難しいお話になりますが、小学校低学年で、歯のガタガタが重度になる前に矯正を開始することで、矯正治療そのものの難易度は下がります。

それにより、矯正治療の期間を短くすることができると考えられます。

 

成長期が終わってからの矯正だと、成長を待つ期間は必要はないのですが、矯正治療の難易度は高くなっていますので、治療は難しくなります。

ですので、私は小学校低学年での受診が、総合的に良いのではないかと思っています。

 

 

少しでも値段を安くしたい

費用を抑えたい、というのは多くのご家族の共通の願いかと思います。

ただ、基本的にどの矯正歯科でも、子どもから始めたら安い、とか、大きくなってから始めた方が安い、ということはないはずです。

 

いつ始めても合計金額は同じになりますが、矯正治療を小学校低学年から始めると、治療費の支払いは1期治療と2期治療の2回に分かれることが多く、まとまった費用の分散ができるかもしれません。

 

あとは、その医院で提携している医療ローンを組むとか、クレジットカード支払いができる医院であればカード会社で分割払いにするなどによって、毎月の負担額を減らすことはできるかもしれません。

安くなっているかと言われると、金利が付く分高くなっているので、おすすめではありません。

費用に関しては、いつ始めてもだいたい同じです。

 

それでもあえて、何かないの?と言われれば…小学校の低学年から始めると、1期治療のみで治療が完了する方が稀にいらっしゃいます。

そうなると、費用はうんと安くなります。嬉しいですね。

 

ただ、1期治療のみで終わる前提で矯正治療を始められることはおすすめしません。

原則2期治療まで必要だとお考えいただいた上で、治療を開始した方が良いでしょう。

 

【関連記事】子どもの矯正のタイミング

 

少しでも歯を抜く本数を少なくしたい

歯を抜く本数を少なくしたいのであれば、確実に小学校低学年から始めるのが良いでしょう。

幼少期は顎の骨を広げるというアプローチができます。

それにより、永久歯が並ぶために必要なスペースが確保でき、将来的に抜歯が必要なリスクを下げることができます。

ぜひ、早いうちに矯正歯科を受診してください。

 

 

例外:受け口の矯正は開始年齢が異なります

ここまで一般論を書いてきましたが、受け口に関してはこちらをご覧ください。

 

【関連記事】第24回【3歳から】ムーシールドって何ですか【矯正コラム】

【関連記事】おうち時間で歯科講座(12) 子どもの矯正、何歳から?〜受け口編〜

 

 

まとめ

基本的に矯正治療開始に適切なのは、小学校低学年か、もしくは成長期が終わってからになります。

それぞれにメリット、デメリットがありますので、何を大切にしたいのかご検討の上、選択していただくのがおすすめです。

 

両方を聞いて選択していただくためにも、まずは小学校低学年で矯正歯科を受診していただき、いつ矯正治療を始めるのかご相談されるのが良いかと思います。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!!

 

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