BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
「君、そういうことはね、もっと自分で稼いで、お金が貯まってから自分ですることなんだよ。」
私が30歳前後の頃に、50代ぐらいの方に、居酒屋で叱られたことがあります。
そんな昔話について、お話したいと思います。
目次
人生で初めての100万円
当時、働き始めて数年の私は、人生で初めての「100万円の貯金」を手にしていました。
幼少期はお金持ちになったら、いろんなものが欲しいと思っていました。
車が欲しい。
かっこいい時計が欲しい。
ビックリマンチョコ、箱買いしたい。
そんな夢があったのですが、いざ、手元にお金が貯まった時、何を見ても、特に心が動きませんでした。
(車は100万円ではなかなか買えませんが…)
そんな時、とある本を読みました。
そして「ネパールに住む子どもたちは、本を知らずに一生を終えることがある」
と言うことを知りました。
その時、思ったんです。
「あ、このお金って、そういうために使うものなんじゃないの?」って。
図書館をプレゼントしよう!
私は、ネパールに住む子どもたちに、図書館をプレゼントすることにしました。
翌日から、その本を書いていたNGO団体「Room to Read」の日本支部に連絡をしました。
図書館と、絵本1,000冊をプレゼントするためには、200万円が必要だとのこと。
手元には、100万円しかありません。
足りない…
そこで、私は考えました。
「テニスのチャリティーマッチを開催して、そこで寄付金を集めよう!!」
人生の大先輩に反対された
私が活動を始めたとき、順調とは言えませんでした。
相談する人する人に、ことごとく反対されたんです。
その中でも特に、はっきりと断言された方がいらっしゃいました。
その方が仰ったのが、冒頭の言葉です。
「君、そういうことはね、もっと自分で稼いで、お金が貯まってから自分ですることなんだよ。」
私もまだ若かったのでしょう。
最初はおとなしくお話を伺っていたのですが、最後に言い返してしまいました。
某人「おれもそういうのやろうと思ってるんよ。お金が貯まったら。」
私「そうなんですね。それって、どのぐらいお金が貯まったらされるんですか?」
某人「そりゃ、一生働かなくても大丈夫なぐらいお金が貯まったらやで。」
私「それって、何歳なんですか?」
某人「そりゃ、まああと10年か、20年か…むにゃむにゃ。」
あ、この人とこれ以上議論するのやめようって思いました。
いろいろと私の活動を批判してきますが、結局やるつもりはないんだなって思ったんです。
お金がたまったらやりたいことってありますか?
さて、今日のタイトルに戻りまして。
みなさんは、お金が貯まったらやりたいことってありますか?
きっと千差万別、いろいろなことがありますよね。
でも、あえてここで、私からの問いかけです。
それ、本当にやりたいことですか?
実はそれって、本当にやりたいことではないんじゃないでしょうか。
本当にやりたいことって、人から何を言われようと、また、お金があろうとなかろうと、始めてしまうものだと思うんですよね。
私は、チャリティー活動がそれでした。
どれだけたくさんの人に反対されても、実現困難なことであっても、やりたいって思ったら、それに向かって動くはずなんです。
今、この時点で、動いていない、何もしていないってことは、きっとそれ、本当にやりたいことじゃないと思うんです。
もちろん、反対意見はあると思います。
「いやいや、やろうと思ってるよ。お金が貯まったら。」
じゃあ、いつお金が貯まるんですか?
それは具体的に考えられているのでしょうか。
もし、「いつかお金が貯まったら。」という漠然とした目標であれば、それはきっと、かなわないと思います。
反対に、「毎月1万円ずつ貯金していて、10年で120万円貯まったらやるんだ!」というものならば、叶うと思います。
そして、その方はもう動いているんです。
「毎月1万円貯金」という形で。
それは、本当にやりたいことなんだと思います。
今、動いていないならば、永遠に叶うことはない
私は、このようなチャリティー活動の経験から、「今、動いていないなら、永遠に叶うことはない」と思っています。
と同時に、「今、動いていないなら、本当にやりたいことではない」とも思っています。
みなさんはどう思われますか?
少し答えのない禅問答のようになってしまいましたが、少しでも私の考え方が伝わったら嬉しいです。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!