BLOGしょう先生のブログ

第5回【チョコレートも】フェアトレードって知ってますか【SDGs】

おはようございます。

先日、バレンタインにスタッフからチョコレートをもらいました。

「SDGsの勉強をしているので、フェアトレードのチョコレートにしました!」

さて、みなさんはフェアトレードって、ご存じですか?

 

 

本日の記事は、フェアトレードジャパンのホームページから学び、引用している部分が多くあります。

もっと学びたいという方は、直接フェアトレードジャパンのサイトをご覧ください。

 

【外部リンク】フェアトレードジャパン

 

 

「安いが正義」本当ですか?

私たちはスーパーに行き、いろいろな商品を目にしますよね。

同じバナナなのに、値段が倍近く違ったりします。

そんな時、あなたはどのバナナを選びますか?

 

もっとも安いバナナが、私たちの家計に安心をもたらしてくれるかもしれません。

でも、もしその安いバナナを買った結果、生産者が悲鳴を上げているとしたら、どうでしょうか。

 

こちらの動画をご覧ください。

【関連動画】3分で分かるフェアトレード(フェアトレードジャパンサイトより)

 

 

安い商品には2通りある

安い商品にも、2種類あります。

 

1つは、費用をかけずに育てられるようにしたもの。

例えば、すごく強力な農薬を使って、害虫駆除の必要がなくなれば、人件費が浮きます。

それによって、安く流通した商品もあると思います。

 

もう1つは、生産者から安く買い叩いたもの。

しっかり良いものを育てているけれども、それを法外に安い値段で買い取る。

それによって、安く出回っている商品。

 

フェアトレードは、良いものを作り、適切な価格で買い取り、適切な価格で販売しようとする貿易の仕組みです。

日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど安い価格で販売されていることがあります。一方生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されたり、生産する人の健康に害を及ぼしたりといった事態が起こっています。

生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にもやさしい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていくことが重要です。

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。

 

 

 

SDGsとフェアトレード

フェアトレードをすることで、生産する人たちも適切な収入が得られるようになり、生活が豊かになります。

本来は学ぶべき時期の子どもたちが、学校を辞めて働かなくても良くなります。

知識をつけることで、貧困から脱却することができるかもしれません。

 

生産コストカットのために過剰な農薬の使用をする必要もなくなり、地球環境にも優しくなります。

これが、持続可能な社会の実現へとつながる、というわけです。

 

ちなみに、SDGsとは、持続可能な開発目標、でしたね!

【関連記事】SDGsについて勉強中

 

 

「選べる社会」であることが大切

ここからは私の持論になります。

フェアトレードが良いものであることは、ご理解いただけたと思います。

では、世の中全ての商品が、フェアトレードされるべきなのでしょうか?

 

私は、フェアトレードの過剰な徹底、というのは、それはそれでリスクがあると思っています。

 

例えば、いつも100円でバナナを買っていた方がいらっしゃったとします。

フェアトレードが普通の社会になり、全てのバナナが200円になったとします。

それにより、バナナが買えなくなってしまう人もいるのではないか?と心配しています。

 

もちろん、バナナだけの話ではありませんから、総じてさまざまな食品が倍近く値上がりする可能性があります。

チョコレートを含めた、お菓子もです。

 

それにより、新しい貧困が生まれる可能性も、否定できないのではないかと思いました。

大切なのは、フェアトレード商品を選べる社会であるということ。

 

安いものも、フェアトレードの商品も、どちらもが混在している世の中で良いのではないか?

そう思っています。

 

もちろん、もっともっと理想を突き詰めていけば、全てのものがフェアトレードになれば、世の中の全ての人の賃金や給料が上がる…とも言えそうですが、なかなかそう理想的な社会が完成するイメージは湧きません。

それに、全ての商品がフェアトレードとなり、第3者が値段を設定するような社会になると、資本主義社会ってどうなるのかな?という疑問も少しあります。

これは、おそらく違う問題になると思うので、今日は横に置いておきましょう。

 

 

まとめ:フェアトレードは生産者を守るSDGs

私たちがフェアトレードの商品を購入することで、生産者の方を守り、生産時の地球環境破壊を避けることができるかもしれません。

持続可能な社会のために、フェアトレードについて、頭の片隅に入れておいてくださいね。

 

これが今回頂いた、フェアトレードのチョコレートです。

あっ、フェアトレードチョコレートでも、歯磨きは必須ですので、お忘れなく!

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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