BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
今日は、昨日の口コミとちょっと違う、ネット口コミについて、綴りたいと思います。
昨日の記事はこちらです。
【関連記事】第113回【意外!】ご近所さんの口コミに注意!!【矯正コラム】
目次
ネット口コミは信用できるのか?
私は、友人と食事に行くときなど、「食べログ」をよく利用します。
「へえ!ここ3.5以上ある!!」
なんてよく言うのですが、実際この3.5以上とかって、参考になるのでしょうか?
私は食べログの詳しいメカニズムを知りません。
なので、その是非を問うのではなく、一般的に考えて「歯科の口コミ」と「食レポの口コミ」を比較し、どのような違いがあるかをまとめてみました。
歯科の場合、評価者数が少ない
食べログの評価と、歯科の評価について考えたときに、歯科医院の口コミは、「母数が少ない」のが特徴です。
そもそも、歯医者に行った後に、「口コミを書く」という習慣のある人自体が少ないですよね。
なので、普段から口コミを投稿する習慣のある人を除いては「口コミを書きたくなるほど嫌なことがあった」時ぐらいしか書かない可能性が高いです。
そうなると、必然的にネットの口コミは悪くなる傾向にあります。
比較した投稿が少ない
食レポの場合、食通のコメントがあります。
例えばイタリアンレストランにたくさん行っている人が、イタリアンの評価を書けば、それはそれなりに信頼できるものでしょう。
また、食通とまでは言えなくても、いろいろなものを食べて、そのレポートをすることが趣味の人もたくさんいます。
そういう方は、舌が肥えていますし、いろいろなイタリアンを比較して評価点を書き込みます。
もちろんその人1件だけの口コミでは参考になりませんが、10件、20件、50件と数が増えていけば、それなりの信憑性を持つと言えるでしょう。
しかし、歯科に関しては、歯科を巡る人って少ないんですよね。
もちろん、いるにはいるのですが、食レポと比較して、圧倒的に少ないのはイメージしやすいかと思います。
そのため、他院と比較してではなく、純粋な感想になる傾向があります。
それでは、あまり信憑性がないですよね。
意図的に書かされている可能性
たまに、やたらと口コミの多い歯科医院を見かけませんか?
それは、意図的に医院から書いてください、とお願いしている医院です。
私も過去に勤めていたところで、書いてくださいとお願いし回ったことがあります。
お願いしたら書いてくれるので、数が増えていくのですが、そういう増やし方をすると、良い書き込みが増えます。
なぜかって?
それは、良い書き込みをしてくれそうな人に、お願いするからです。
考えたら当たり前すぎて笑ってしまうのですが、意外と読み手は気づかないんですよね。
私も、自分の医院でお願いしようかなぁ…と思ったりすることもあります。
でも、なんとなく、それは操作された口コミになってしまうかなと思って、今のところは取り組んでおりません。
いつかやるかもしれません。笑
ライバル歯科医院からの嫌がらせの可能性も?
実際に歯科医院で働いていると、過去には驚くような中傷口コミに出会うこともありました。
そして、「明らかにこの人、当院の患者さまじゃない」みたいなコメントもあるんです。
いやだったことがツラツラと書いてあるのですが、そんな設備はうちにはない!とか、そんな見た目のスタッフはいませんけど?とか。
でも、初めての人が見たら、「うわ、絶対ここにはいかんとこ」みたいな口コミ。
恐ろしいですよね。
あまりにも酷評しているようなクチコミは、誰かからの嫌がらせの可能性もあると思って読んだ方が良いかもしれません。
結論:読み物として楽しむ程度に
ネットでの口コミは、誰でも匿名で書けます。
また、嘘でも作ることができます。
良くても悪くても、参考程度に読みましょう。
実際に行ってみたら、とても良かった!という場合もあれば、真逆もあると思います。
ご自身の感覚こそが、一番信じられるものだと思いますので、まずは、足を運んでみてくださいね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!