BLOGしょう先生のブログ
こんにちは!今日もお越しくださり、ありがとうございます。
矯正相談に来られる方によく言われるのが
「私、もう30代ですし、いまさら歯の矯正とか遅いですよね?」という言葉。
実際、遅いのでしょうか?
人生をあと何年と考えるのか
これは、歯の矯正に限ったことではないのかもしれませんが、何かをするのに遅いことってないのかなと思います。
もちろん、プロ野球選手になりたいと60歳から野球を始めるのは無理かもしれませんが、そういった特別なことでなければいくつになってもできると思います。
何かを「するか・しないか」を考えるにあたり、あなたはあと何年生きるつもりですか?という問いかけが良いのかなと思っています。
今は平均寿命がどんどん長くなっている時代です。
例えば、あなたが「80歳まで生きたい」と思っているならば、30代はまだまだ人生の前半と言えます。
でももし、あなたが江戸時代に生まれていたとしたら、話は変わります。
江戸時代の平均寿命は、おおよそ30代半ばから40代前半とのこと。
あと数年の人生を楽しむというステージで、歯の矯正をする必要はないと言えるかもしれません。
歯をきれいにすることは、美を追い求めているだけではない
いまさら遅いですよね?と仰る方の深層心理には
「30代にもなって、美しい歯を求めるなんて、恥ずかしい」
「いい大人なんだから、美容に気を遣うなんてみっともない」
そんな気持ちがあるように感じます。
ただ、私たち歯科医療従事者は、矯正治療は美を追求しているものではないと思っています。
もちろんきれいな歯になることで、美しくなる面もあります。
でも、食べ物が良く噛めるとか、歯磨きがしやすくなるとか、そういう機能的な面に、非常に大きなメリットがあると考えています。
人生を楽しく過ごすために、矯正をする
先ほどの質問で「80歳まで生きたい」と答えられた方はきっと、79歳になっても、おいしいものを食べて、楽しく会話して、満喫する時間を楽しみたいと思っているはずです。
その時に、歯が悪くて歯医者に毎週通い詰めであったり、歯の治療のために高額な医療費を払わなければならなかったりするのは望まないですよね。
人生を楽しく過ごすために、30代で矯正をすることは、それでもやはり遅いことだと思いますか?
恥ずかしいことだと思いますか?
私はそうは思いません。
もし、悩まれているのであれば、お近くの矯正歯科で相談してみてくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!