BLOGしょう先生のブログ
こんにちは!今日もお越しくださり、ありがとうございます。
当院に矯正相談に来られる患者様の中には「成人式に間に合いますか?」と来られる方もちらほらいらっしゃいます。
成人式では後に残るきれいなお写真を撮るので、それまでに…というお気持ちですね。
ほとんどの方が間に合わない
ただ、残念ながらほとんどの患者様で「間に合いません」とお答えすることが多いです。
なぜなら、直前すぎるんですね。
成人式は1月。
その前に写真だけ撮影されたりする方もいらっしゃいますので、12月には仕上がっていて欲しいところです。
皆様が成人式を意識し始めるのが、半年前ぐらいなのでしょうか?
その頃に相談に来られる方が多いように感じます。
ただ、半年ではなかなかきれいな歯並びにすることが難しいです。
できるだけ希望に沿う形に
私たちもできるだけご希望に沿えるよう工夫はします。
例えば、写真に写る前歯が早く改善されるよう、矯正の手順を変えて、とりあえず(まだ全体の噛み合わせは治っていないけれど)写真写りは問題ないようにしたり、マウスピース矯正にすることで撮影時には写らないように配慮します。
しかしながら、ガタガタの量が多かったり、前歯の前突(出っ歯)が著しい場合などは歯への負担も考慮して方針を検討しなければならず、間に合わないということになります。
できれば高校卒業後すぐに矯正を始めよう
成人式に向けて綺麗な歯にしたい方は、遅くとも1年前ぐらい、できれば2年前には相談に行かれると良いでしょう。
18歳では大学受験があると思います。
それが終わったら、すぐに相談に行くぐらいが、成人式に間に合うポイントではないかと思います。
歯を削ってすぐ治す方法もあるけれど…
どうしても、成人式までになんとかしたい!という方には、歯を削って被せ物をしてしまう方法もあります。
ただ、私はおすすめしていません。
ご自身の健康な歯を削って整えると、一時的にはきれいになりますが、長い目で見ると歯の寿命を縮めることに繋がりかねません。
とはいえ、人それぞれ「何をたいせつにするか?」は異なります。
どうしても成人式にはきれいな笑顔を…という方には、選択肢の1つとして知っておいても良いでしょう。
歯を削ると、元には戻りません。
必ずいろんな情報を調べた上で、後悔のない決断をしてくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!