BLOGしょう先生のブログ

第217回【矯正コラム】矯正中の痛みを感じやすい人~2つの特徴~

こんにちは!今日もお越しくださり、ありがとうございます。

大人でも子どもでも、矯正中の歯の痛みって心配ですよね。

歯の痛みについてインターネットで調べると、いろいろな答えが出てくるかと思います。

私も過去に、どんな痛みなのかとか、痛みの期間についてブログにまとめています。

 

そして、最終的には「矯正治療の歯の痛みは、非常に個人差が大きい」という結論になります。

あなたがどこかで見たブログに書いてある痛みに対する内容と、あなたが今後経験する痛みは同じとは限らない、ということです。

私が今まで矯正治療に携わってきて思う、患者さんの痛みの度合いを分ける2つのポイントがあります。

 

 

前向きな性格かどうか

あなたは、どんな性格ですか。

「もし、こうなったらどうしよう、ああなったらどうしよう」と考える慎重な性格でしょうか。

それとも「やってみないと分からないし、とりあえずやってみよう」と思う前向きな性格でしょうか。

 

慎重なタイプの方は、痛みを感じやすいようです。

「痛みがきたらどうしよう、どうしよう」と思っているので、そこに意識が集中してしまうのでしょうね。

 

ちなみに、私はどちらかというと慎重な性格です。

ただ、いざ矯正をやる!と決めてしまえば、そのあとは悩んでも仕方ないし、とりあえずやってみようと切り替えてしまうタイプです。

私と同じ慎重な性格の方も、矯正を始めるまではいっぱい考えていただいて、始めたらドーンと構えるぐらいの感じをお勧めします。

 

 

年齢

もう1つは、年齢です。

40代、50代と年齢が上がるにつれて「痛い」とはっきりおっしゃる方が増えてきます。

 

ただ、本質はどうなのか分かりません。

例えば小さいお子さんは転んだり、ぶつけたりとあちこち怪我をしたりするので、痛みに慣れているけれど、大人は久々に感じる痛みに弱くなっているのかもしれません。

また、環境の変化に弱くなっているという側面もあるかもしれません。

小中高と次々環境が変わる子どもや、会社に入社したり、いろんな人脈をつくりながら新しい環境に飛び込んでいく若い世代とは異なり、安定・充実した生活を送っている方はちょっとした変化もストレスとして感じやすくなっているのかもしれません。

 

さらには、歯科医師よりも年齢が上になることで、遠慮なく言えるようになっている、なんて可能性も否定できませんよね。

結局本当はどうして痛いのかは分からないし、どんな人が痛くなるのかも予測できません。

今、矯正を始めようか悩んでいて、痛みについて調べておられる方は、ぜひ「やってみないと分からないよね」と前向きに挑戦してみてください!

 

もちろん、痛い場合は歯科医師やスタッフが相談に乗ってくれますので、安心してくださいね。

 

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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