BLOGしょう先生のブログ
こんにちは!今日もお越しくださり、ありがとうございます。
歯医者へ定期検診に通っていると、毎回毎回「歯磨きができていない」と歯科衛生士に言われて、悲しい気持ちになる方もいらっしゃるようです。
もちろん歯磨きをしていない人は注意されてしかるべきなのですが、しっかりとやっているつもりなのに「できていない」と言われると、なんだか悲しいですよね。
特にお子さんの場合は、モチベーションの低下を招きやすいです。
歯磨きを頑張っているのに、「上手に磨けていないよ」と言われる方は、まずは何をしたら良いのでしょうか?
時間をきちんと計る?新しい歯ブラシに変える?
いろいろな改善方法があるのですが、まず、私が試していただきたいことがあります。
それは「唇をめくって、前歯の歯と歯ぐきのキワを確認する」ことです。
何も意識せずに歯ブラシを持って前歯に当てると、歯の先端の方に歯ブラシが当たることが多いです。
そのまま横に動かすと、歯の先端部分だけがきれいになり、歯の根元の方は汚れが残ってしまいます。
これが、「磨けていない」と言われる方に多い特徴です。
鏡を見て「イー」として確認しても、唇で隠れているところは見えません。
手で唇をめくって、汚れが残っていないか確認するようにしましょう。
意外と汚れが残っていると、肉眼でも見えるものですよ。
特にお子さんで歯磨きをしているはずなのに「磨けていない」と言われる人は、歯科医師や歯科衛生士がチェックするポイントで、なおかつ誰でも意識すれば簡単に磨くことができる部分を磨くことができていないんですね。
「奥歯の裏面」が磨けていない人には「ほとんど上手にできています。あとは奥歯の裏側だけちょっと意識してみましょう!!」のように、どちらかというと「褒める」方が言葉に現れてくるはずです。
いかがでしたか。今日は簡単なチェックポイントをお伝えしました。
「磨けていない」と言われてしまう子は、簡単なところを磨くことができていません。
私たちも鬼教官ではないので、まずは前歯が磨けていたら「前歯が上手に磨けたね!!」などと褒めることができます。
何も褒められないということは、基本の部分、あるいはとても簡単な部分が磨けていないということです。
まずは前歯の歯と歯ぐきのキワ部分を、唇をめくって確認してみてください。
そして、前歯をきれいにして、歯医者さんで褒めてもらいましょう!!そうすればきっと、モチベーションもアップしますよ。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました!!