BLOGしょう先生のブログ
先日小学校1年生からの幼なじみとランチをしてきました。
待ち合わせ場所で、そろそろかな…と思いながらぼんやりしていると、私の目の前を外国人の集団が。
でも、その集団に紛れて、明らかに1人だけ不自然なジェスチャーでエア外国人をしている日本人が通り過ぎていきます。
「…えっ、ちょっとちょっと!」
私は思わず声を出して呼び止めてしまいました。
それがかれこれ付き合いウン10年になる私の友人です。
友人はグルメとファッションのエキスパートなので、お店はお任せ。
今回のチョイスはエスニック風の店内で、紅茶の美味しいレストランでした。
ただ、各テーブルには【笑い声に注意してください】と書かれており、お店は常時サイレントモード。
〇子さん「この笑ったらいけない感じが、また笑えるよね。」
私「いやいや、なんでこの2人で、この店にしたん?!」
友人〇子さんは私にもできるツッコミをさせてくれます。
笑ってはいけないお店で、笑いそうな話に花が咲きますが、真面目な話もちょこちょこと。
1つ1つは大きな悩みではなく、小さなこと。
いろんなことを聞きながら、ふと気になったので、私は1つ質問をしてみました。
「◯子さんは、そういう悩みを抱えたとき、どうやって解消してるの?」
すると、こう教えてくれました。
「誰かに話す。こうやって今みたいにさ。
やっぱり話すとさ、悩みを一旦横に置けるというかさ。
なくなるわけじゃないけど、ちょっと楽になるやん?」
なるほどな…と思いました。
私はあまり自分の悩みを話すタイプではなかったので、
そういう解消方法もあるんだなと思いました。
つい先日、別の先輩にも、ストレス溜まっているなら話したら?
と言われていました。
でも、いざ話すとなると、ちょっと違うかなって思ってしまうんです。
楽しい場で、この話が適切なのかと言われると、そうでもない。
なんとなく、相手を巻き込みたくない気持ちが勝ってしまいます。
明るい話はするけれど、暗い話は気を遣ってしまうんですよね。
それに何より、話しても解決しないんですよね。
自分で考えて、自分が変えられるところを変えていくしかない
そう思っていました。
でも、〇子さんの答えは「悩みごとは横に置く。」
そういう発想が素敵だなと思いました。
たまに、嫌なことは寝たら忘れるっていう人がいます。
でも、絶対そんなことはないと思うんですね。
嫌なことって、100%相手が悪いってことはなくて
どこか自分にも非があるはずなんです。
それを寝るだけで本当に忘れているとしたら
その方は成長できない人ってことになります。
嫌なことにも、成長の種はあります。
それに、相手からしたら、何の改善もなく
寝るだけで忘れられたら
たまったもんじゃありません。
だけど、その「寝たら忘れる」という表現が
寝たら一旦「横に置く」という意味なんだとしたら、
それは良い考え方かもしれません。
自分の意識の及ぶ範疇から、一旦逸らす。
忘れているわけではないんだけど、
そうすれば、次に向かって進んでいける。
そういう意味で、寝たら忘れると言っているのかもしれません。
皆さんは悩み事で自分ががんじがらめになったとき
どうやって生きていますか?
誰かに話し、悩み事を「横に置く」。
そんな方法を、試してみてはいかがでしょうか。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!