BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。昨日は雨が降って、かなり底冷えする1日でしたね。もうすぐクリスマスで、ソワソワしてるお子さんも多いのではないでしょうか。
さてさて、今日からは、新コーナー「院内ツアー」でございます。私の医院のささやかなこだわりについて、綴りたいと思います。
東向きの医院
当院は窓が東側にしかありません。朝日は入りますが、日が沈む頃にはどうしても暗くなってしまいます。少しでも外の光を取り入れたいと思っていました。
実は、大学病院や多くの病院でも、白い壁に包まれて景色の見えないところが多いんです。私は個人的には、あの閉塞感が苦手でした。
もともと海を見て育ったからでしょうか。あまり景色のない環境が苦手で、家を探す時も眺望にはこだわっていました。
見えすぎるとプライバシーが…
幸い、宮脇先生は待合室に大きな窓を作っておられました。ただ、もともとの待合室では窓に背を向ける形でしたので、景色は見えません。
また、窓にあまりにも近いと冷気や暖気が伝わってきて空調も効きにくいため、私は改装にあたって、椅子を窓の反対側に持ってきて、外の景色が見えるようにしました。
これで外の景色をのんびりと眺められるのは良いのですが、あまり丸見えでも快く思わない方がいらっしゃるので、中からは外が見えるけど、外からは中が見にくいような構造にしたいと思い、工務店の方に相談していました。
ロールカーテンで絶妙な目隠し
相談の結果、窓には縞模様のロールカーテンをつけてくださいました。このカーテンは、回すことで全部重なって外が全く見えなくなるようにもできます。反対に、重なりを最小限にすれば、かなり外側が良く見えます。写真の状態が、外が最も良く見える状態です。
患者様の状況に応じて、開閉できるようにしました。もちろん、患者様自身でも動かすことができます。
決して広くはない待合室ですが、ぼんやりと外を眺めて、くつろぎのひとときを過ごしていただければと思います。