BLOGしょう先生のブログ
先日、いつもとは違う社会人テニスサークルにお声がけいただき、参加してきました。
私に声をかけてくださった方以外は、誰が来るのか分からず、緊張していました。
でもいざ参加してみると、10年前によく一緒にテニスをしていた人や
ジュニア時代に対戦したことがある人などがいて、すぐに溶け込むことができました。
そんな中で、昔私のことを応援していたよ!!と言う方が1人いらっしゃいました。
全然お顔は覚えてなかったんですが…
とある話をしてくださったことで、思い出しました。
それは、こんなお話です。
大学時代、私は全学のテニスサークルに所属していました。
(全学とは、歯学部だけではなく、全学部が参加しているテニスサークルのことです。)
体育会とは別に、サークルではサークルだけの全国大会があります。
私は大阪大学の代表選抜メンバーとして
全国大会、通称Festaというものに出場していました。
Festa は男女混合の団体戦で、私はシングルス1を任されていたのですが
その年は運よく決勝まで進むことができました。
確か決勝は、青山学院大学。
試合は夏の千葉県で、鋭い暑さが体力を奪います。
決勝に進むまでに何試合もしていたので
足の裏の皮もめくれてしまって、ぼろぼろの状態でした。
その決勝戦で、私は飲み物がなくなってしまったんですね。
そこで試合を観戦してくださっていた方に、お金を渡して
飲み物を買ってきてくれないかと頼んだんです。
自分では買いに行けないぐらい
少し走ると足の裏が痛む状態でした。
そんな中で飲み物を買ってきてくださったのが
冒頭に紹介した、新しい社会人サークルで
私のことを応援してくれていた方でした。
私の記憶が確かならば、結局お金も払っていなかったはず。
あの時の話を聞いて、忘れていた記憶がばっと思い出されました。
結局その試合は負けてしまって、大阪大学は準優勝だったのですが
大阪大学が決勝に残ること自体がFesta史上初だったとかで、話題になりました。
(かなり記憶があいまいなので、間違っていたらごめんなさい。)
そんな20年ぶりの再会、とても嬉しく思いました。
長い間テニスを続けていると
全然知らないところに行っても
知っている人がいたりします。
先日の社会人サークルの会場は
初めて行った場所だったのですが
隣のコートでは
私の大学時代のミックスダブルスのパートナーがいました。
そして反対側の隣のコートでは
ジュニア時代に対戦したことのある同級生がいました。
スポーツを続けていることで、再会することもある。
いろんな出会いを、これからも大切にしていきたいです。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!