BLOGしょう先生のブログ

職場の同僚や後輩をなんとかしたい人の対処法

私は昔から、友人の相談事を聞くことが多くありました。

別に悟りを開いたわけでもないので、大したアドバイスはできないのですが、聞くことで救われる面もあるのかな…と思って聞いています。

 

そんな私が最近友人からお仕事の相談を受けました。

相談内容をギュッと要約してしまえば「仕事のできない後輩をなんとかして変えてあげたい」という悩みでした。

 

私は、こんな言葉を伝えました。

「その子はとりあえず放っておいて

もっと自分が好きな子に時間を割いたら?」

 

『え?見捨てるの?』

そう思った方もいらっしゃるかもしれません。

見捨てるわけではないのですが

それに近い対応を私は勧めました。

 

なぜなら、私が話を聞いている限り

友人はその後輩をもはや好きではないように感じたんです。

 

こういった「誰かを変えたい」という相談には

大きく2種類あるようです。

 

1つは「後輩への愛情がある」相談。

後輩のことは好きなんだけど、うまく指導できない。

この場合は、いろんな方法を使って

改善を図ればよいと思うんです。

 

そこに愛があるので

試行錯誤を重ねれば

実りのある結果が得られるかもしれません。

 

しかし、このパターンってそれほど多くないんですね。

 

もう1つのパターンは「後輩への愛情がない」相談。

この時って、少し相談にトゲがあるんです。

 

好きじゃないから

その後輩がやることなすこと全部、気に障る。

その状態になってしまった時は、どんな方法を試しても

良い結果に到達することは難しいのではないかと

私は思います。

 

話し合いって

お互いに愛情(相手を想う気持ち)があるから成立するのであって

その大前提がなければ、意味がないんですよね。

 

ただの悪口合戦、揚げ足取りになるだけなんです。

 

そんな時は、どうすれば良いのか。

1番良いのは、その相手と離れることだと思います。

 

ただ、仕事仲間ということであれば

顔を合わせないわけにもいかないし

それだけのために転職するのは難しいですよね。

 

離れられない関係で、物理的な距離をおけないときは

時間的な距離をおくのはどうでしょうか。

 

「時間的な距離をおく」とは、

しばらくの間、その人のことを考えないようにするということ。

 

嫌いな人のことを考えないというのは

お勧めではあるんですが

めちゃくちゃ難しいんですよね。

 

私も苦手で、嫌な人のことを忘れようとしても

ゾンビのように何度も脳内に蘇ってきて

思考のループに陥ってしまいます。

 

考えないようにするのは、至難の業なんです。

 

そこで、どうするか。

私は、「好きな人のことを考える」ことを提案しています。

 

職場にはおそらく

その問題のある後輩だけがいるわけではなく

他にもたくさんの人がいますよね。

 

その人たち、特にその中の自分の好きな人たちに

目を向けるようにするんです。

 

その人たちが何をしたら喜んでくれるかな?とか

好きな人たちと何か新しい仕事しようかな?などを考えます。

 

考える内容はその人の職種や業態によって変わると思うのですが

嫌いな人じゃなくて、好きな人のことを考える。

 

そうすると、嫌いな後輩とは時間的な距離がおけます。

 

もちろん業務上お付き合いしなければならない時間はありますが

最低限の接触に留めて

家でまでその子のために悩んだりすることをなくすんです。

 

そうやって時間的な距離をおけば

しばらく時間が経って

また違った関係性になるのではないか…と思っています。

 

私もまだ、上手にできないことが多いのですが

おすすめの考え方です。

人には等しく24時間が与えられています。

そして自分の時間も24時間。

 

あなたの大切な時間の多くを

嫌いな人、苦手な人について考えるのは

もったいないですよね。

 

もっともっと、自分の好きな人について考えて

幸せになっていく方が

メンタル的にも良いのではないかと

私は思っています。

 

今、後輩の育成などで

お悩みの方の参考になれば嬉しいです。

 

今日もお読みくださり、ありがとうございました!

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