BLOGしょう先生のブログ
昨日友人に、ブログをまた更新してほしいと言われました。
もともとやめるつもりはないのですが、5月から始めている「断捨離」が思いのほか難航しており、しっかり落ち着いてから書こうかな、と思っていました。
ただ、せっかくのお声がけが嬉しかったので、少し書いてみようと思います。
皆さんは、感情を4つに分類するとしたら「喜怒哀楽」と答えますよね。
ところが、韓国の文化では、5つ目の感情があるらしいのです。
友人が教えてくれたのですが、それが何だか
皆さんはご存じですか?
日本人にももちろんある感情なのですが
5つ目の感情とは認識していないものです。
それは…
「恨」だそうです。
「恨む」感情。
Wikipediaでの情報では「ハン」と読むそうで
以下の説明が書かれていました。
恨(ハン)は、朝鮮文化においての思考様式の一つで、感情的なしこりや、痛恨、悲哀、無常観をさす朝鮮語の概念。歴史学者の古田博司は朝鮮文化における恨を「伝統規範からみて責任を他者に押し付けられない状況のもとで、階層型秩序で下位に置かれた不満の累積とその解消願望」と説明している。しかし実際には、人を恨めば自身が楽になるという意味で使われる事が多い。歴史でみても序列で下の者や他国に擦りつける性質がみられ、現代でもそういった民族性が認められるため、自虐として使う者も稀に見られる。
私は「人を恨めば自身が楽になるという意味で使われる」
というのが、なかなか恐ろしい感情だと思いました。
日本でも「恨む」感情はあると思うのですが
その感情のあとに湧いてくるものは
自己否定や後悔とかだと思うんですね。
誰かを恨んでも、何も解決することはありません。
「なんでこんなことでイライラしているんだろう」とか
「もっと心が広かったら、こんな気持ちにならずに済んだのに」
といった感じで
恨むこと自体があまり良くないこととして、認識されています。
恨むことで自身が楽になることは、日本人では少ないでしょう。
もし、日本人で
恨むことで楽になるぐらいの強い感情をお持ちの場合は
もしかしたら犯罪に走ってしまうかもしれません。
例えば、恨む相手を刺してしまうとか
それぐらいの感情なのではないかと察します。
恨むことで、自身が楽になるから、恨む。
国の違いで、こんなにも感情の現れ方が違うんだと
衝撃を受けました。
友人は続けて言いました。
「だから、韓国のドラマは面白いんやで。
恨がめちゃくちゃストレートに出てくるから。」
なるほど。
日本人では現れてこない恨みの表現が
韓国ドラマを支える魅力の1つだったのですね。
皆さんは「恨(ハン)」の感情、どう思いましたか?
今日もお読みくださり、ありがとうございました!!