BLOGしょう先生のブログ
先日、友人と食事に行ってきました。
友人は自称人見知りで
「自分から誘って食事に行く友人は1人ぐらいしかいない」
そうです。
そんな友人が、食事中にふと、こんなことを言ったんです。
「正直、何を食べるかよりも
誰と食べるかの方が大切だと思う。」
確かにな…と思いました。
どんなに高級なお肉であっても
それを大嫌いな上司と食べていたらおいしくない。
初めて会うどこかの会社の偉いさんとだったら
緊張して味なんて分からないことでしょう。
そういえば私は若い頃
とある偉い人とフレンチレストランに行ったのですが
その時に出された熱々の焼きトマトをフォークで切ったら
トマトが勢いよく弾けて
果汁が偉い人めがけて飛んで行ったことがあります。
私の人生終わったと思いました。
幸い、命中せず、気づかれませんでしたが…。
味なんて全然覚えてなくて
ヒヤヒヤしながら食べ続けたことだけ覚えています。
話は逸れましたが、どんな料理であっても
自分の大切な人、自分が好きな人と食べる料理がおいしい
そう言っている友人が、私と食事をしてくれていること
とても嬉しく思いました。
飲み会や食事会に行くか行かないか。
そこにはいろいろな考え方があります。
誘われたらどんな人でも断らない、という人もいますし
好きな人となら行く、という人もいます。
ご縁を広げるという側面から考えると
誘われたら断らずに
いろいろな人と出会うことに価値があります。
私もそう心がけていた時期がありました。
誘われたら行く+先約を大切にする。
それがご縁だと思って、行動していました。
でも、振り返ってみると
行きたくない飲み会って、今の記憶に残っていないんですね。
確かにいろんな人と食事に行っていたので
その中には良いご縁もあったはずなのですが…。
会社のため、つきあいのため、後輩のため。
生きていくために大切だとあの時は思っていた飲み会も
振り返ってみると記憶から消し飛んでいます。
今は同じ職場で定年まで働く人が少ない時代。
一生そこで働くわけでもないのですから
在籍中のたった数年、職場での生きやすさのために
お付き合いに奔走する必要はなかったんですよね。
もっと自分を人生の中心に据えても
良かったのではないか…と今となっては思います。
自分の時間も有限。
すなわち無限にあるわけではありません。
お金も無限にあるわけではありません。
そう考えると、「誰と食べるか」に重きをおいて
判断していくのも、素敵な方法ではないかと思いました。
そして、もちろん、誰と食べるにも大切なのが「歯」。
いつまでも素敵な笑顔で
おいしくお食事を食べるために
歯を大切にしてくださいね。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!