BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。今日は昨日に続き、受け口に関する記事を書きたいと思います。
受け口の治療は3歳から
一般的に子どもの矯正に関しては、小学校低学年からが適齢期と言われています。しかし、受け口に限っては、3歳から6歳ぐらいの間で始めると、効果が出る治療法があります。
習慣へのアプローチ
受け口には
- 遺伝的な要素
- 習慣的な要素
の2つが関係していると言われます。遺伝的な要素に関しては、私たちはアプローチできません。
「習慣的な要素で受け口になる」とは、口まわりの筋肉の使い方などにより、受け口になるということです。
例えば、下の前歯を舌で押すことによって、受け口になっている方は、習慣的な要素による受け口と言えます。
基本的に2つの要素を併せ持っている方が多いと考えられます。
幼少期の治療は、この習慣的な要素へのアプローチとなります。
そのため、必ず治るわけではないのですが、習慣的な要素が強い方にはかなりの効果を発揮します。
簡単に治る可能性が
受け口の治療は非常に長期にわたり、かつ難易度が高いと言われていますが、この幼少期の治療で受け口が改善すると、その後の矯正治療が不要になったり、必要であっても簡単になることがあります。
前述の通り皆さんが必ず治るわけではないのですが、治療して悪くなることはないので、試す価値はあるのではないかと思っています。
お子さんの負担を軽くするために、早めに治してあげませんか?
*本日のブログは、受け口の治療について書きました。受け口の治療は歯科医師によって意見が分かれるところで、諸説あります。あくまでも私の考えとしてお読みいただき、ご参考になれば幸いです。