BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。
矯正装置と虫歯の関係
矯正をしたら虫歯になりますか?と聞かれることがあります。そんなことはないです…と言いたいところですが、虫歯になることもあります。
ただ、それを恐れて矯正をやめる必要はありません。
虫歯リスクは高まるが、虫歯になるわけではない
「矯正をしたら虫歯になる」というのは間違いです。矯正をしても虫歯にならない人はたくさんいます。
でも、矯正中は虫歯のリスクが高くなります。
特に、「きちんと歯磨きをしない人」は虫歯の確率が高くなります。
矯正前に虫歯が一本もない方で、親御さんがきちんと仕上げ磨きをしているお子さんなどは、矯正装置をつけても同じようにきちんと磨いてくださるので、それほどの心配はしなくて大丈夫でしょう。
矯正しないことも、虫歯リスクになる?!
では、反対に矯正をしなかったら、虫歯のリスクは低くなるのでしょうか?
そんなことはありません。矯正をしないことが、虫歯のリスクを高める、とも言えます。
なぜなら、ガタガタの歯ならびは、それだけで歯磨きがとても難しいからです。矯正をすれば、歯磨きがしやすくなるので、虫歯のリスクが下がります。
将来の虫歯リスクを考えると、矯正はした方が良い
矯正治療は将来の虫歯リスクを下げるには良いのですが、そのために今の一時的な虫歯リスクが高まることを、理解しておかなければなりません。
今の虫歯リスクを回避するために、しっかりと歯を磨くことが必要になります。
お子さんの場合、なかなか将来のことまでは考えられませんから、歯磨きをしっかりとするには、やはり親御さんの手助けが必須となります。
虫歯のリスクを過度に怖がる必要はありませんので、しっかりと歯磨きをして、矯正治療に取り組んでいきましょう!