BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。
我が子は鼻呼吸できる?
前回の記事で、口呼吸と歯ならびの関係をお伝えしました。実際に鼻呼吸をするために、何をすれば良いのでしょうか?
まず「鼻呼吸のチェック」をしましょう。
鼻炎持ちのお子さんや、鼻に病気をお持ちの方は、鼻呼吸そのものができない場合もあります。
その場合は、私たち歯科からのアプローチはできないため、耳鼻科でご相談ください。
鼻呼吸のチェックは、手鏡を1枚使うことで、確認ができます。
鼻呼吸チェック法
鼻呼吸チェックは、手鏡を鼻の下に置くだけです。口と鼻の間に、鼻の穴が写るように鏡をセットしてください。そして、そのままお子さんに鼻呼吸をするよう言ってください。
それで、鏡が曇るようであれば、鼻呼吸ができると言えます。
そのままトレーニングへ!
鏡が広範囲で曇るようであれば、問題ありませんが、曇りが弱い場合はあまり鼻呼吸が得意でないこともあります。
親御さんは、鏡をぜーんぶ白くして!(ぜーんぶ曇らせて)と言ってみてください。
ものすごい勢いで鼻息荒く頑張ると思います。
他に、鼻の下にティッシュを当てる方法などもありますが、口呼吸でもティッシュがなびいてしまうので、少し分かりにくいかもしれません。
鼻息トレーニングは、毎日数回で良いので、「毎日」するようにしてください。
常に鼻で呼吸してほしいので、1日だけやってもなかなかその状態が習慣化しません。毎日コツコツ頑張りましょう。
風邪予防の効果も!
歯ならびのために口呼吸から鼻呼吸への切り替えを練習しましたが、これは風邪予防の効果もあると言われています。
私は内科の専門家ではないのでここに詳細は書きませんが、歯にも体にも良い鼻呼吸。ぜひ、練習してみてくださいね。