BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。一足早く咲く桜を発見しました!もうすぐ春ですね。
お金にまつわる話:前回までのまとめ
複数回に分けて、お金にまつわる話を書いてきました。
患者様から「矯正って高いよね」と言われることがあります。もし値段が高いと感じられるようであれば、矯正は子どもの時にしなくてもよい(大人になってからでもできます)と思います。矯正相談では、矯正医からさまざまな情報を提供しますので、その情報をもとにご家族でするかしないかを決めてほしいということを書きました。
そして、それでもやっぱり矯正をお子さんにしてあげたい!だけどお金が!という患者様のために、お金の見直し方について、私自身の失敗談や、周りの知人から相談された経験などをもとにした記事を綴りました。お金の問題を解決するには、収入を増やすか支出を減らすかしかなく、それを考えるにあたり、衣食住という大きな単位をベースに考えてはいかがでしょうかという提案をしました。
そして、小さいお金を節約するよりは、車のように大きな物を見直すと、意外な発見があるかもしれません。ただし、すでに使ってしまっているものを手放すということは、かなり難しいことなので、根本から見直さなければなりませんよ、ということをまとめました。
いろんな角度からお話をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
お金以外も、結局は足し算と引き算
お金という数字として分かりやすいテーマを取り上げてきましたが、シンプルに何かを足す場合は、何かを引かなければ、帳尻が合わないということ、これは、他の問題にも共通するのではないかと思います。
私たち大人は、「お肉も食べたい、ケーキも食べたい、でも、ピザも捨てがたい」となったときに、「全てを食べるならば運動する。あるいは、運動が嫌ならケーキとピザはやめる。」といった足し算引き算をしていると思うんですね。
食べ物のカロリーだと計算ができるのに、お金になると計算できなかったり、時間になると計算できなかったりする。これは、不思議な現象だなと思ってしまいます。
あれれ?私はカロリーも計算できず、全部食べちゃうって?
それはそれで、いいんじゃないでしょうか?
それも1つの人生です。おいしく食べて笑っている方が、長生きできるかもしれません。正解はありません。
大切なのは、たくさん食べたときの病気や肥満になるリスクをきちんと理解した上で、そしてそのリスクやメリットを考えて、納得して、カロリー過剰摂取をしているのかどうか?です。
自分でいろいろな情報を得て、それで選んだ道ならば、人にとやかく言われる筋合いはないと思います。自信を持って、たくさん食べていきましょう!
矯正も同じです。いろいろな情報を得て、矯正をしなかったときのリスクやメリットを考えて、納得して矯正をしないという考え方は良いと思います。
ただ単に、「なんとなく高い気がする」とか、そういう浅い考えで終わってしまうのが、本当にもったいないし、お子さんがかわいそうだと思ってしまいます。
是非、さまざまな情報から吟味していただけますと幸いです。