BLOGしょう先生のブログ

コロナウイルスから学ぶ、情報操作の危険性

おはようございます。今日もお越しくださり、ありがとうございます。今日はコロナウイルスのニュースから考えた、矯正相談で難しいなと思うことについて、綴りたいと思います。

コロナウイルス関連のニュースに関して、皆さんの反応

SNSやブログを見ていると、コロナウイルスに関するニュースをシェアしたり、発信したりしている人が多くいます。

私はそれを見て、みなさんいろんな考え方があるんだなぁと思うと同時に、気をつけなければならないな…と感じます。

いろいろな方がニュースをシェアしていますが、みなさん基本的に「厳重に警戒しよう」というニュースか、「そんなに気にしなくても」というニュースか、どちらかのニュースだけをシェアしています。

そのニュースを発信(シェア)している方は、自分でそれぞれの情報を見たり聞いたり調べたりして、自分の中で正しいと思う情報をシェアしているのだと思います。

でも、読み手側はそのシェアによって、偏った意見を持ってしまうことがあります。

みんながみんな、たくさんの情報をしっかり吟味するわけではないからです。

ですからシェアする場合は、安易に発信した情報が万一間違っている可能性も考えないといけないのではないかと感じました。

人は自分の望む結論を信じがち

記事をシェアするにあたり、その判断基準が、本当に公平なのかについても、よく吟味する必要があると思いました。

私たちは無意識のうちに、自分の望む結論を出している人の意見を信憑性が高いと思い、シェアしている可能性があります。

野球に例えると、阪神ファンは「今年は阪神が優勝する」という記事をシェアし、巨人ファンは「今年は巨人が優勝する」という記事をシェアする可能性が高いわけです。

逆に、どう考えても今年は阪神が勝てない、という年に阪神ファンが「今年は巨人が優勝する」という記事をシェアする可能性があるでしょうか?

むしろ、そういう年は「阪神は12年おきに優勝しているから、今年はその優勝年にあたる」とか、「今年導入される新ボールは阪神に有利!」といった情報をシェアし、そこから優勝への光を見出す記事をシェアすると思うんです。

つまり、シェアしている人の心理には、「自分の中で望む結果をシェアしている」可能性が少なからずあると思います。

そしてその多くが、無意識です。無意識の誘導(そんな言葉があるかどうかは分かりません)が、起きてしまうのですね。

矯正相談でも同じ

矯正相談で患者様からいろいろと相談を受けるとき、私はこの「無意識の誘導」に気をつけています。

患者様にとって、歯科医師は「歯科のことをなんでも知っている存在」だと思われるかもしれません。

しかし、実際には今回のコロナウイルスのように、未知のことであったり、諸説あったりすることも多く、歯科医師でもなかなか断定できないことはたくさんあります。

今回のコロナウイルス騒動で、情報の操作、誘導は本当に怖いなと思いました。

診療にあたっては、さまざまな情報を、偏りなくお伝えし、患者様とご家族の皆様が客観的に決断できるように気をつけようと改めて思いました。

Share

CATEGORY

ARCHIVE