BLOGしょう先生のブログ
おはようございます。コロナウイルスの影響で、少しずつストレスが溜まっている方も多いのではないでしょうか。今日は少し、発想の転換になるような記事を綴りたいと思います。
プライベートで大切にしていること
「7ルール」というテレビ番組をご存じでしょうか。私もごくたまにしか見たことがないので、詳しくは書けませんが、毎回いろいろなジャンルの人が1名ピックアップされ、その方が大切にしているルールを7つ紹介するというテレビ番組です。
私も大切にしているルールがあります。いくつあるか数えたことはないのですが、その中の1つに「1日に遊びの予定は1件」というルールを決めています。
1日に遊びの予定は1件
おそらく、大学生のころに決めたルールだと思います。大学生時代は、平日は9時から17時までほとんどが実習で休みもなく、学校が終われば複数のバイトを掛け持ちしていたので、友達とゆっくり遊べる日は本当に少なく、貴重な日でした。
友達と遊べる日はとても楽しみだったのですが、一緒に遊んでいても「ごめん、俺次の予定あるから行くわ!」と言っていなくなってしまったり、反対に前の遊びが楽しかったのか、大幅に遅れてくる友達もいました。
なんだか私にとっては、それがとても寂しく感じました。自分が楽しみにしているイベントの重さと、友達の気持ちの重さが違うように感じたのです。
それ以来、できるだけ楽しい予定は1日1件にするようにしています。仕事関連の用事はどうしても1日に数件重複してしまいますが、プライベートな予定は重ねないよう気を付けています。
時間のゆとりが楽しみを増幅させる
1日1件の予定にすると、次のイベントに対して気を遣う必要がないので、とてもゆったりと目の前の出来事を楽しむことができます。また、その結果、目の前にいる人を大切にすることができるような気がします。
みなさんは何か、ご自身で決めているルールってありますか?
今の子どもたちは疲れているように見えます
話は変わりますが、矯正治療に来られる親御さんとお子さんを見ていると、お子さんが疲れ果てているのではないか?と思うことがあります。
話を聞くと、学校が終わって、習い事が終わって、矯正治療が終わったら塾に行くんです…とか。
もう、そのご家庭ではその忙しさが普通になってしまっているようで、親御さんは特に気にされていないのですが、お子さんが疲れてしまっていて、治療中に目がうつろで、なんだか元気がありません。
こんな精神状態で塾に行っても、ぼーっとするだけじゃないのかな?と思ってしまうんです。
まず体調を整えましょう
疲れた体で勉強してもなんにも覚えられず、睡魔に襲われることは親御さん自身も学生の頃体験しているはずなのに、どうしてお子さんにはそんなにたくさんのことをさせるんですか?と、思わず言ってしまいそうになります。
ご家族の子育て方針はそれぞれ自由であって、教育者ではない私が言える立場ではないので、現場では何も言いません。ただ、もう少しお子さんを休ませてあげた方が良いのでは?と思ってしまいます。
今回のコロナ騒動で、たくさんの時間が生まれたことと思います。その時に、「さあ、何しよう。」ではなく、「まずはゆっくり休んで、元気になろう。」と思ってのんびり過ごしても良いのではないでしょうか。
お子さんの行動を眺める
1日に1つの予定だけ決める。それを思いっきり楽しんで、あとは自由時間としたら、お子さんはどんな行動をするのか?を見てみるというのはいかがでしょうか。
タイムスケジュールを全て親が決めてしまうと、お子さんは自分で考える習慣がなくなってしまいます。
何も制約を加えないと、お子さんは最初はゲームや漫画にのめりこんでしまうと思います。でも、永遠とゲームをするということはなく、ある程度のところで自分で気づいて本を読んだり勉強をしたりと、自分で考えて動くようになるのではないかな、と思います。
私は家で、ゲームの時間を定められていませんでした。やりたいだけやって良い環境だったのですが、そうなると、目が疲れてきたら自分の意思でやめていました。
反対に時間が定められていたら、「時間いっぱいまでやらなきゃもったいない」となってしまい、今以上にゲームをしていたと思います。
ゆったりした予定の方が、お子さんも自分で考えて動きますし、親御さんも心の安定が保てるのではないでしょうか。
みなさまのご家庭は、どのようにお過ごしでしょうか。また聞かせてくださいね。